現在のビットコイン相場、2017年末バブル崩壊時と類似
著名仮想通貨アナリストのAlessio Rastani氏は3日、自身のYouTubeチャンネルにて、「ラインブレイクチャート(新値足)」を使って現在のビットコイン相場が2017年末のバブル崩壊との類似している点について解説した。
日本の代表的なチャートの一つである「ラインブレイクチャート(新値足)は、通常のローソク足ではなく、一定の価格変動時のみ新しい足を形成する「非時系列」のチャートのことだ。上昇相場では以前の高値を抜いた時に、下降相場では以前の安値を下回った新値時にのみ足を更新する。
新たな陽線の出現する陽転が買いシグナル、新たな陰線出現で陰転した場合は売りシグナルとなるほか、転換前の連続している足の本数で信頼度を見るなど、「相場の転換点」をとらえ、視覚的にトレンドの方向性が判断しやすいという特徴がある。
Rastani氏は、2017年末~2018年初頭にかけてのビットコインのラインブレイクチャートについて、以下のようなパターンを指摘した。
- 放物線のような急上昇
- 21日間EMA(指数平滑移動平均線)までの調整
- 強めの反発
- 21日間EMAを下回る急落
Rastani氏によれば3番目まで起きるのは珍しいことではないが、4番目まで行くと弱気相場を警戒する必要があり、現在のビットコイン相場も1〜4のパターンが現れているという。
Source: 仮想通貨情報局