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ビットコインと恐怖指数に相関性 2018年とBTCの見方に変化か|仮想通貨市況

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ビットコイン(BTC)市況

ビットコイン(BTC)は、トランプ発言でリスクオフに傾倒した株や為替市場を背景に一時113万円まで続伸した。中国側の報復関税を含め、中・長期的な先行き不透明感が嫌気されたことで、ビットコインの避難通貨としての側面が再び脚光を浴びたか。

ビットコイン(BTC)は4h雲上限を突破し、次の主要レジスタンスは118〜120万円。短期下落トレンドこそ脱却したものの、4hトレンドライン(青)を下回った場合は、大きな調整が訪れる可能性もあるため注意が必要だ。

また、ボラティリティが高まった7月を中心にビットコインとVIX指数の相関性が高まっている。

VIX(恐怖指数)は、オプション取引を元にS&P 500の直近のボラティリティを計算し、投資家達の感情を測る良い尺度で、VIX指数が高騰する場合は株式市場における方向性が不確実であることを示す。

2018年の記事などを参考に過去のVIX指数とビットコインの相関性を見ていくと、VIX指数が上昇したタイミングでビットコインが下落。VIXが下落したタイミングでビットコインが上昇するといった逆相関が見られていた。

出典:Cboe 2018年

一方で現在のVIX指数との相関性は、VIX指数と同様の動きで正の相関性を示している。この動きから、金融市場におけるビットコインの捉え方が実際に変化している可能性も指摘できる。

2018年までの仮想通貨市場では、そのボラティリティの高さや出来高、時価総額の低さが理由でリスク資産としての側面が強く意識されていたが、ゴールドなどとの短期的な相関値や、世界経済が金融緩和に動く中で、資産の逃避先としての見方が意識されはじめた可能性がある。

8月1日には米VIX指数は警戒ラインの20に近く19.46まで上昇。国際VIX短期先物も3日連続で続伸した。米トランプ大統領が中国への追加関税を発表、対中制裁関税の発令が警戒された。この動きに相関する形でビットコイン価格は上昇に転じている。 

参考資料:https://coinpost.jp/?p=99773 

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Source: 仮想通貨情報局

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