米ブロックチェーン企業パクソスのチャド・カスカリラCEOは、 貴金属と連動する仮想通貨を「間違いなく今年」発表すると述べた。ただし、まだ正確な日付は設定していないとした。フォーチュンサイトに3月11日に掲載されたインタビュー番組「Balancing The Ledger」で明らかにした。
カスカリラCEOは、パクソスが金と連動する仮想通貨に取り組んでいるかどうかインタビュー中に尋ねられ、「今年、間違いなく見られる」と答えた。2019年に発売を計画しているが、正確な日付は設定していないという。さらに、「コモディティをトークン化するという構想に興奮している。貴金属、特に金は明らかにトークン化できる」と続けた。
また構想を実現するにパクソスは、ブロックチェーンに記録した金と同じだけの量を「現実世界」で確保する必要があるという。カスカリラCEOは、次のようにその仕組みを説明した。
「何かをブロックチェーンに記録するには、ブロックチェーン上と、現実世界との在庫量が合致しているか確認する必要がある。金トークンをいくら使えるのかということは、金庫内にどれだけの金を持っているかを意味する。」
パクソスは、信託会社の設立許可を取得しており、金融資産の保管など銀行と同等の権限を部分的に保有している。そこで銀行システムを利用することで、ブロックチェーン上の仮想通貨に対応する、「現実の世界」での裏付け資産を確実に保持できるという。
パクソスは2018年9月、米ドルと1対1の比率で連動する、仮想通貨イーサリアム(ETH)ベースのステーブルコイン「パクソス・スタンダード」(PAX)を発行した。PAXについて尋ねられたカスカリラCEOは、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の厳しい監視・規制の上で承認されている点が、他のステーブルコインと異なると話した。また、比較的流動性が高い点も指摘した。
パクソスは、仮想通貨取引所「イットビット」として設立された後現在の社名に改名。2018年5月には、ブロックチェーン基盤のサービスを金融機関に提供するなどの業務を強化するため、6500万ドル(約72億円)を調達した。
また2018年12月、PAXが50億ドル(約5840億円)相当の取引高を超えたと公表した。
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Source: 仮想通貨情報局