高値圏のビットコイン(BTC)
5月下旬の執筆時点でビットコインの価格が90万円を突破し、100万円を目指しています。昨年の7月以来、約10ヶ月ぶりの高値水準で位置しています。
出典:Bitbank
ビットコインは約1年の下げ相場からトレンドは転換したと言って良いでしょう。今回の相場に関してのレポートは下記でも配信しています。
関連:2019年5月のビットコイン上昇相場。これまでと異なるマネーフローと今回の相場ではアルトコイン・トークンに資金が回流しないかもしれない理由。
さて、この下げ相場の中で、ビットコインに長期投資をし続けることができた人がどれだけ存在し、迷わず買い増すことを続けた人がどれだけいるでしょうか。
ビットコイン(BTC)の長期投資するために知っておくべき事実
下げ相場の中でビットコインを売却したほとんどの人に共通する点として、恐らくビットコイン自体への理解が足りないということが挙げられると思います。
しかし、中にはビットコインがどのように動いているか、どのようなポテンシャルを秘めているかを想像できても、保有し続けることができなかった人も存在するかもしれません。実際に、自分の保有する資産の評価額が大きく上下するのを目にすると、行動は変わってきます。
ただし2017年12月15日、ビットコインが史上最高値をつけたまさにその日にビットコインへの投資をしてても、毎日同じ金額、例えば20ドル(約2,200円)を今日まで購入し続けていれば、今は法定通貨建てで約40%もの含み益であるという事実があります。
つまり、どのような状況になってもビットコインをドルコスト平均法で購入し続ける選択ができていただけで、どんなバブル期に参入をしていたとしても、大きい利益を享受できたということになります。また、ビットコインの2015年から2019年にかけてのパフォーマンスは、ドットコムバブル期のAmazonより高いパフォーマンスを記録しています。
筆者は2017年5月に『「ビットコインを3年前から買っておけば良かった」という人へ。』というタイトルのコラムを書きました。この時点でビットコインの価格は10万円台でした。
下記は同コラムからの一部を引用したものです。
「ちなみに、一部の真のビットコイナーには、利確という概念はないようです。僕も、もちろん価格が上がったら嬉しいし、暴落したら悲しいですが、ある側面では、どうでもいいとも思っています。」
このことを示すならば、ビットコインの価格がどれだけ上下しようが、1BTCは1BTCであるということです。際限なく紙幣が印刷される法定通貨の仕組みが存在し続け、それに不安と怒りを覚える人が居続ける限り、ビットコインの将来は明るいと筆者は考えています。もし、それに共感できるのであれば、余剰資金の一部をドルコスト平均法で、毎日わずかなお金をビットコインに長期投資をするという選択肢をとってみてはいかがでしょうか。
最後に、下記のグラフはビットコインを1BTC以上持っているアドレスのグラフです。1BTC以上を保有する人は、顕著に増えてることが見て取れます。
1BTCを簡単に手に入れられなくなる日はそう遠くないのではないかとそう考えます。
参考資料:https://coinchoice.net/you-should-know-fact-for-bitcoin-long-term-investment_201906/
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Source: 仮想通貨情報局