米国の仮想通貨取引所コインベースの機関投資家向け保管サービス「コインベース・カストディ」が、カナダのチャットアプリ「キック(Kik)」が展開する独自仮想通貨「Kin(KIN)」(のメインネット版)をサポートすると発表した。コインベースの公式ブログの4月30日投稿で明らかになった。
コインベース・カストディは、サンフランシスコ拠点とするコインベースが提供する資産管理サービス。機関投資家が重視する仮想通貨に関する高いセキュリティに応える目的で、2017年11月16日に初めて発表され、2018年7月に運用開始が発表された。
コインベース公式ブログでは、今回の発表について次のように述べられている。
「KIN保有者は、コインベース・カストディのオフラインストレージプラットフォームと、(英ロイズなどの)保険による恩恵を受けられる。」
また同ブログは、ニューヨーク金融サービス局(NYDFS)による高い基準を満たし認可を受けた信託会社、認定カストディアンであることを強調した。
コインベースは2019年4月、英国の保険業界を代表するロイズを通じ、最大2億2500万ドル(約250億円)を補償するホットウォレット保険を発表済みだ。
既報の通り、KINは、モバイル用メッセンジャーアプリ「キック・メッセンジャー」を開発した、カナダのキック・インタラクティブによる独自仮想通貨。もともと仮想通貨イーサリアム(ETH)および仮想通貨ステラ(XLM)ネットワーク上で開発され、現在はステラからフォークした独自ブロックチェーン上で運用されている。2018年3月には、人気のゲームエンジン「ユニティ(Unity)」開発元、ユニティ・テクノロジーと提携を発表した。
コインベース・カストディは2019年3月、コールドウォレットを介した初の店頭取引(OTC)業務を実施したことを明らかにした。買い手と売り手が直接取引をするOTC取引は、顧客の(オフラインの)資金に手軽かつ即時の流動性を提供するとされており、カストディサービスを利用中の顧客の場合、短時間で自分の資金にアクセスできる。
同じく3月には、仮想通貨テゾス(XTZ)のサポート開始ほか、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用した仮想通貨における「ステーキング」に対応したサービスを拡大することを明らかにした。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/coinbase-custody-now-supports-mainnet-kin-tokens
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Source: 仮想通貨情報局