コインチェック社からのNEM不正流出事件以降、コインチェックにある仮想通貨の売買、入出金が停止中。2月13日(火)に日本円の出金が再開され、1日だけで401億円ほど出金されたようです。
コインチェックで出来る事・出来ない事
コインチェックは日本最大級の仮想通貨取引所なので、ユーザーも多いはずですが、私のように「仮想通貨」で預けっぱなしにしていた人は、まだ口座がロックされたまま入出金も取引もできません。2月18日現在、コインチェックで何が出来るかまとめてみました。
コインチェックで利用可能なサービス
- 日本円の入金
- 日本円の出金
- ビットコイン(BTC)売買
コインチェックでサービス停止中のもの
- 仮想通貨の送金(入金・出金)
- ビットコイン(BTC)以外の仮想通貨の売買
- クレジットカードによる仮想通貨の購入
- ペイジー、コンビニによる日本円の入金
- 各種キャンペーン
- Coincheck paymentに係る日本円出金、および新規支払いの受付
- Coincheckでんきに係る12月分以降の電気代に関する、ビットコイン決済、ビットコイン付与機能
- アフィリエイトプログラムに係る報酬の承認
この中で早く再開して欲しいのは、「仮想通貨の送金」と「ビットコイン(BTC)以外の売買」ですね。
コインチェック価格が安すぎるのはなぜ?
もう1つ懸念点があります。それはビットコイン(BTC)の売買タイミングと他社との価格差についてです。2月18日現在ビットコインの売買は可能です。日本円の入出金が再開されたので、保有しているビットコイン(BTC)を売って日本円(現金)にして出金をかけている人も多いと思います。もちろん今コインチェックでBTCを買ってもBTCを送金(出金)出来ないので、どちらにしても日本円に替えて出金させるしか方法がありません。
そのため他社と比べ、コインチェックのBTC価格が非常に割安となっています。この価格で売却する(日本円に替える)のはちょっと勿体ない気がしてしまいます。しかし、「いつかBTC送金が再開される事を予測して割安BTCを買う」という作戦もちょっと勇気がいります。
(そもそもコインチェックに資金を入れておくことがリスク、と考えれば価格など関係なく出金したほうがいいでしょう。)
保有中の仮想通貨銘柄一覧
左:コインチェックアプリ:総資産 右:コインチェックウィジェット
ハッキング報道直後、400万円あった資産がその後の下落で200万円台まで減少し、ふたたび380万円まで増えていますが、動かすことはできない状態なので、資産の増減はあまり意味がありません。
私の口座には日本円は26円しか入っていません。もともとコインチェックに日本円を入れていて置いてもしょうがないと考えていたのですが、日本円が口座に入っていないと「コインを買う」を押した際、毎回「日本円を入金してください」というエラー表示が出るのが嫌だったので、「日本円を少量入れておく」というクセがついていただけの話です。
内訳を見てのとおり、ビットコイン(BTC)はほとんど保有していませんし、ビットコインキャッシュ(BCH)は8月のハードフォークで付与されたもの。最大保有銘柄は、リップル(XRP)でその次がリスク(LISK)です。さて、このコインチェックの価格と他社との価格を比較してみます。
ビットコイン(BTC)の価格差比較
左:コインチェック価格1,149,783円 右:ビットトレード価格1,217,050円
仮想通貨は取引所ごとに価格が異なりますが、それにしても価格差:67,267円は大きすぎます。さらに実際のコインチェックでの売却価格はここより安く提示されます。
リップル(XRP)の価格差比較
左:コインチェック価格120.85円 右:ビットトレード価格126.940円
リップルの価格差は6.09円、ミッドレートでリップルの評価額に17万円以上もの差が出ています。
まとめ
どちらにしろ、私の場合は仮想通貨で保有しているため、今の状態ではなすすべがありません。もし資金が戻ってくるとしたら「仮想通貨のまま」で返してほしいと思います。
その理由はこの価格差で売買したくない、こんなところで日本円に替えたくない(売却したくない)という思いからです。
仮想通貨の時価総額もふたたび50兆円を超えてきました。コインチェックの今後の動向については気長に待ちたいと思います。
参考URL:https://coinchoice.net/borihei_coincheck_situation20180220/
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Source: 仮想通貨情報局