リップル(XRP)の投資部門Xpringは、XRPレジャー用ソフトを開発するスタートアップであるXRPL Labsに投資したと発表した。
XRPレジャーは仮想通貨XRPの分散型台帳で、P2P(ピアツーピア)のネットワーク。Xpringは、2月13日のブログ投稿で今回の投資を明らかにしたものの、正確な投資額は公表していない。
Xpringのディレクター バネッサ・ペスティリット(Vanessa Pestritto)氏は、長年のXRP開発者かつXRPL Labs共同創設者ウィッチェ・ウィンド氏について、自社の成長を成功させた実績ある起業家と評価。ウィンド氏の独創的なアプローチと、開発者を引き付ける能力をかんがみ、投資を決定したと明かした。
ペスティリット氏は、この投資により、ウィンドおよびパートナーがXRPレジャー基盤の電気料金支払いツールなどのプロジェクトの開発に時間を割けるようになるとしている。
一方ウィンド氏は、ツイッター上でXpringに感謝し、XRPLがより多くの“キラーアプリ”を開発することを約束した。
このほか投資関連では、リップルとマスターカード、MITメディアラボ、国際金融グループのバークレイズが、クロスボーダー決済(越境決済)にリップルのxRapid製品を採用している送金サービス企業SendFriend(センドフレンド)に投資を行っている。
またリップルは、同じく2月13日にXRPレジャーのバージョン1.2.0を発表。仮想通貨取引の検閲探知機能などを追加している。
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Source: 仮想通貨情報局