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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
今週もスタートですね。
先週は年明けから荒れた展開となり、大幅に動いたドル円だったので、今週は方向感の乏しい展開になる可能性や同時に乱高下（方向感がない中での上下動）という可能性もありそうですが、どういう動きになるのでしょうか？
先週金曜のダウの反発やそれを受けて今朝の日経の大幅な反発を見れば、ドル円もある程度底堅く推移する可能性はあるのですが、ただそれが大幅なドル円の上昇に直結するか？を考えると、正直疑問です。
というのも、最近はドルの強さが明らかに後退しており、市場の利上げ予想も日々低下している展開です。
それを勘案すれば、ドル円以外のドルストレートでドルが売られつつ、ドル円では大きく下落した後の一服感や最悪の事態は免れたという安心感と、引き続き弱いドルや利上げ停止への懸念などからの円高懸念などの引き合いになるかもですね。
その中で、ドル円は先週の下落後の反発ではじりじりと上昇する展開を見せています。
その上昇のパターンがフラッグを形成しているように見え、その形も比較的綺麗なパターンです。
よって、このフラッグがブレイクされれば再び安値トライという可能性があるので、その点には注意が必要になりそうです。
とは言え、今はまだ少し上昇しても不思議ではないので、そのあたりの整理をしていきたいですね！
それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう！
ドル円日足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円日足チャートです。
この日足チャートですが先週大きく下落をして、その後はヒゲで返ってきている状況です。
そして、その後の金曜の動きを見ていると大きめな陽線なので、まだ上昇はしそうな雰囲気になっていますね。
ただ、この上昇を短期足で見てみると上昇はしているものの勢いよく上昇する展開にはなっておらず、この日足とこれよりも短い時間足では印象が違うのが気になります。
短期足で見ても大きな下落がないので底堅く、まだ上に向かう可能性もあるのですが、底堅くても上への勢いがないとなると、やはりまだ円高への警戒感が強いと言わざるを得ない状況かなと思っています。
そこで注目すべき上値のポイントとしては110円の回復の有無で、今の上昇の勢いの弱い状況でここが近づけば反落の可能性もありますし、ここから勢いをつけブレイクする展開であれば、その後は110円上で定着する可能性があります。
このどちらになるか？は反応を見ながらであり、そのいくつかの選択肢については、次の240分足でご紹介したいと思います。
ドル円240分足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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続いてドル円240分足チャートです。
この240分足ですが先週の下落があまりに急激すぎたという部分もあるのですが、安値からの上昇を見ると下落に対して反発が弱く、またクロス円の中では先週の最後大きな陽線で勢いをつけ始めたというものもある中で、ドル円はこの動きなので、買いに関しては他のクロス円で検討しつつ、ドル円は反落優先で、仮にここから大きな陽線で110円をトライする展開なら目線変更といった状況でしょうか。
ちなみに、このドル円での買いを検討する場合には一旦下落して2番底を狙えるような動きになってからの方がいいかもですね。
よって、上記のような強く110円トライ以外では、今はこのジリ上げからの下へのブレイクでの売り、またはこのまま少し上昇して緑の網掛けで囲ったフィボナッチのゾーン近辺でのヒゲなどで売りといったところでしょうか。
今週は米中貿易交渉もあり、ここで進展があれば上という可能性もありそうなので、まずは勢いの変化または維持に注目したいですね。
今日は日経も堅調に推移しているため、この膠着状態がまだ継続といったところでしょうか！
それでは、今日も頑張りましょう！
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】