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World Blockchain Festival 2018 竹中平蔵スピーチ

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World Blockchain Festival 2018 竹中平蔵スピーチ
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こんにちは!

先日埼玉スーパーアリーナで行われた、WBFでの竹中平蔵先生の講演レポートが届きました。

第4次産業革命の象徴としてビッグデータやAI(人工知能)と並んで、ブロックチェーンを評している話や、ダボス会議にご出席なさった時の体験談など、非常に有益な話が満載です。

下記転載しますね⤵︎

慶応義塾名誉大学教授の竹中平蔵先生の講演内容です。

「第4次産業革命の象徴ともいえるブロックチェーン、AI(人工知能)、ビッグデータ。これらが組み合わさり、現在世界中でただならぬことが起こっています。

例えば、毎年1月末、世界中の経済のリーダー2,500人が集まるスイスのダボス会議では、昨年までのトピックはAIでしたが、AIはもう当たり前であり、今年のトピックは、ブロックチェーンでした。これからブロックチェーンをどのように経済に結び付けるかという議論が盛んに行われていました。

このように、世界中の講演に参加していると、肌身でそれを感じますが、日本に帰国するとそれほど感じません。政治家の方々もその流れに対し、危機感を持っていないことを痛感します。

さて、具体的にこの第4次産業革命を推進している企業を見てみましょう。

ご存知、中国のアリババを取り上げます。本社は上海近くの杭州。上場11年で時価総額はトヨタの約3倍の56兆円まで成長しました。また、その決済手段であるアリペイの利用者は約6億人にものぼります。

アリババは、その顧客情報、購買記録、趣味嗜好などの膨大なデジタル記録を集積したビッグデータをもとに、様々な試みを政府とともに取り組んでいます。

例えば、杭州を走る車のリアルタイムのビッグデータもあり、その交通渋滞を緩和させるためAIを用いて管理しています。青信号や赤信号の時間を調節し、その結果交通渋滞は20%緩和し、救急車の到着時間は半分に短縮されました。

最近話題の自動運転もそうです。自動運転というと車の技術の方に注目されがちですが、自動運転の技術だけでは実用化には至らず、実際に走行する道路情報のビッグデータが必要となります。さらには道路情報だけでなく、学校や病院など詳細な地域情報のビッグデータが不可欠となります。

先進国を始めとして、世界的にこのビッグデータ、AI、ブロックチェーンの技術を利用した未来都市計画が始まっています。

今年のダボス会議では、ドイツのメルケル首相も、これからはビックデータ・新技術(AI、ブロックチェーン)の競争になると強調し、民間では中国のアリババだけでなく、アメリカのGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)も当然アリババと同じようなことを始めており、この第4次産業革命を牽引しています。

さて、それではこの世界的ともいえる第4次産業革命における日本の状況はどうでしょうか?

最近羽田空港などで入国審査時にAIによる顔認証が始まりました。この機械は日本製です。アメリカのある空港での顔認証機械も日本製です。このようにAIという新しい技術も、ある分野では活躍しています。ただ、世界的な水準からは、国家的な戦略としては遅れていると言わざるをえません。

例えば、ビッグデータをアリババやGAFAのように収集できている企業はまだありません。サイバーセキュリティの専門家もいません。少なくとも今後約20万人は必要と言われています。

また、先ほどの自動運転を例にとると、ビッグデータを収集しようとしても、国道の情報は国、県道のは県、市道のは市というようにバラバラです。道路で自動運転の実験をしようとして500mの許可を取るのに半年もかかります。これでは世界的な競争に勝てるはずがありません。

しかし、悪いことばかりではなく、スタートとなる法律が通過しました。ビッグデータ整備の基本法というもので、政府、地方自治体、民間がそれぞれ所有しているデータを持ち寄り、ビッグデータの基礎情報としましょうという法律です。このように、国家的な戦略としては、だいぶ後れを取ってしまいましたが、少しずつ動き出してはいます。

最後に、第4次産業革命が進むなかで、皆さんの生き方、働き方も当然変わってきます。将来の平均寿命は105歳ともいわれています。先ほどサイバーセキュリティ―の専門家は20万人必要になると言いました。大学を出て就職し、ある程度働いたら、もう一度大学で専門家になる勉強をする時代も普通になるかもしれません。

ブロックチェーンなどの時代の変化に伴い皆さんも、生き方をマルチに変化させ、豊かな人生を送ってください。

以上。

竹中平蔵さんのお話の中で特に印象深いのは、ブロックチェーンをAIやビッグデータと並んで第4次産業革命の象徴と評していることです。

AIやビッグデータの活用が世界の大企業を中心にどんどん進んでいますが、ダボス会議でも話題の中心はブロックチェーンに移ってきているというお話も非常に興味深いものでした。

第4次産業革命における日本の状況は世界的な水準からはまだまだ遅れていますが、今後、日本のブロックチェーンの技術がもっともっと発展していくことは間違いありませんね。

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Source: ビットコイン太郎の仮想通貨ニュース

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