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円高材料噴出でドル円110円割れの可能性も・・・!?【為替 予想】

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『ワンワン♪』

こんにちは、井手慶之です。

トランプ大統領が貿易に関連する矛先を日本に向ける可能性があるという報道が流れ、流れが一転しましたね。
為替相場全体で円買いの流れが出来ています。

いつかくる!
を思っていた市場参加者も多かったと思うのですが、最近は堅調にドル円が推移していただけに、今回の影響はかなり大きいように見えますね。

そして、ドル円は110円台に入ってきました。
本来であれば、買い場を探す絶好のチャンスなのですが、下落の勢いが止められておらず、強いままの印象があること、さらに今日が雇用統計であることを勘案すると、少し様子を見たいというのが本音ですね。

その中で、引き続き110円近辺での反発サインには十分注目しておきたいのと、それと共にドル円が次の上昇スイングでジリ上げ程度の上値重い展開になれば、それが調整となって続落の可能性も考えておいた方がよさそうです。

下という意味ではクロス円も全般的に弱いので、クロス円などもしっかりチェックしながらですね!

そこで、今日の雇用統計ですが・・・
非農業部門雇用者数  前回:15.7万人 市場予想:19.1万人
失業率           前回:3.9%   市場予想:3.8%
となっています。

強い結果になれば米国の年4回の利上げへの確信が高まる可能性があり、ドル円も反発する可能性があります。
その中で現状の雰囲気であれば、反発後にヒゲで返れば、それはそれで売り検討もできるかもですね。

いずれにしても注目しておきたいですね!
それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう!

ドル円日足チャート(クリックするとチャートが大きくなります)
180907ドル円日足
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ドル円日足チャートです。

この日足チャートでは、確かに昨日は大きな陰線をつけてきているのですが、その後今日ここまでも短時間で下落して安値を更新、日足だけにここからヒゲで返されれば反発の可能性もありそうです。

言い方を変えれば、今日の日足のろうそく足が大きめ陰線となれば110円割れの可能性も高まってくるということです。

要は日足では今日の終値を見ないとわからないというのが正直なところで、特に今日は雇用統計もあることから、その動きを含めしっかりチェックする必要があります。

それよりも手前で判断するとなると、短期足でしっかりと上下の意識されるポイントやスイングの形をチェックする必要があり、しっかり短期足もチェックしておきたいですね。

ちなみに、今の相場の状況を見ればドルは引き続き、それなりに強い状況にあります。
日本への貿易問題が今後本格化するようなら、110円割れもあると思いますが現状では一旦110円近辺ではサポートされ、その後に再度下落するかという部分が注目になると思っています。

問題はここまでの底堅く、どちらかと言えばドル円は上昇の基調が強まっていたベースが今回の発言などで変わったか?という部分ですが、現状では長期の方向感を気にするよりも短中期の流れを優先した方がいいかなと思っています。

ドル円240分足チャート(クリックするとチャートが大きくなります)
180907ドル円240分足
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続いてドル円240分足チャートです。

この240分足ですが、直近の下落で縦に大きく下落する展開になっています。
その上で今は下落を止められている状況なのですが、思ったよりも下落が大きく、今の時点ですでに勢い低下がみられるようなら本格的な買い場探しもできるのですが、RSIを見ると30を抜けてダイバージェンスのない状況です。

よって、もう1段の下落の可能性が考えられ、次の上昇が起こり、そのスイングが調整のパターンで上値重いということであれば短期売り検討ができるかもしれないですね。
戻り目安としては直近の下落で引いたフィボナッチ23.6%~38.2%近辺110円台後半といったところでしょうか。
これには注目です!

そして、継続パターンから下落にしても、そのまま下落にしても、下落していった際に110円に向かってダイバージェンスをつけ、下値が堅い状況になってくるようなら、110円近辺での買いの検討も引き続き行いたく、上にしろ、下にしろ今後の動き、勢いに注目しながら今後を見守っていきたいですね。

また、今日の雇用統計での動きという意味では、仮に市場がまだまだリスクオフの円高基調な状況のまま、強い雇用統計となってドル円が反発した場合、その反発後はヒゲで返る可能性が高く、111円近辺などは注目され売り場となる可能性があるので、その点には注目です。

状況が変わる可能性がある材料が出てきたことで、読みにくい展開になってきたのは確かですが、その中でしっかりと上下の意識されるポイント、勢いや圧力などをチェックしたいですね!

それでは、今日も頑張りましょう!

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Source: ここ掘れワンワン!「井手慶之のFX為替予測研究所」【為替 予想】

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