2018年、仮想通貨市場が暴落した後、価格の回復は鈍い歩みを続けている。昨年秋にV字型の回復が見られた2917年とは対照的だ。仮想通貨全体の時価総額が、14日に1900億ドルを下回った後、足元では2150億ドル近くまでは回復している。
次の上昇の引き金と見られているのは、ビットコインの上場投資信託(ETF)に関する米証券取引委員会(SEC)の決定だ。新しいETFの提案が再び拒否された場合、また一段、価格が下落する動きがみられる可能性がある。
一方、ETFが承認されれば、仮想通貨市場はより大きな飛躍を見せる可能性がある。
どの仮想通貨が比較的安全で買いの機会があるのか、見てみよう。
BTC/USD
ビットコインは過去5日間、低水準での値動きが続いている。6617.5ドルが大きな壁となっている。現在、20日間EMAと下降トレンドラインは6617.5ドル近辺にあるため、この水準で強い抵抗があると予想している。
強気筋が直上の抵抗を超える状態を維持できれば、ネガティブな動きを打ち消すサインとなり、8556ドルまで回復する可能性が出てくる。
したがって、ストップロスを5900ドルで設定し、6750ドル以上での買いを提案したい。この取引は通常の配分の50%にしてほしい。BTC/USDペアが7000ドルを超えた状態を維持できた場合、残りの50%を追加する。
もし強気筋が6617.5ドルを突破することに失敗したならば、さらに数日間、コンソリデーションが続く可能性が高い。ビットコインが5900ドルを下回ったならば、ネガティブに転じたことになる。
ETH/USD
イーサリアムの反発の動きは321.1ドルが壁となっている。現在、強気筋は280ドルのラインを守ろうとしている。
もしETH/USDペアが277ドルから280ドルのサポートラインより上の価格を維持できれば、強気筋は323.33ドルを上抜けるようとする試みを再び行うだろう。これが成功した場合、358ドルまで上昇する可能性が出てくる。358ドルのラインは強いレジスタンスとなるだろう。
もし弱気筋が277ドルを下抜けさせた場合、14日の安値を再テストしようとするだろう。2つの移動平均線が下向きとなっており、相対力指数(RSI)は売り手が依然として優位を保っていることを示す領域に近い。従って、新たな買いを提案する前に、トレンドが変化するのを待ちたいと思う。
XRP/USD
リップルは17日に20日間EMAを上抜けたが、より高い水準を維持することはできなかった。18日には移動平均線を再び下回り、移動平均より下で取引がされている。50日間SMAを上抜けるまで、多くのレジスタンスがある状態だ。
過去数日間の反発は、RSIが売られ過ぎとなっている状況を調整した。もし強気筋が0.37390ドルから上抜けることができれば、XRP/USDペアは0.5ドルまで反発する可能性が出てくる。
もし弱気筋が0.31214ドルを下抜けさせれば、0.29088ドルまで下落してしまうだろう。もし信頼できる買い場が設定されれば、0.38ドル近くでのロングポジションも検討するかもしれない。
BCH/USD
ビットコインキャッシュは17日にレンジ内に戻ったが、20日間EMAが強いレジスタンスとなっている。現在、価格は重要なサポートである537.8221ドル近辺まで調整されている。
もし弱気筋がBCH/USDペアを537ドル以下まで下落させた場合、14日の安値を再テストする可能性が出てくる。一方、強気筋が537.8221ドルを上回った場合、20日間EMAを上抜けようと再び試みることになるだろう。
上昇局面について見ると、50日間SMAと下降トレンドラインを突破できれば、弱気なモメンタムが弱まることを示す。最初のレジスタンスは880ドルから891ドルのゾーンだ。このレベルを超えた場合、次の目標は1200ドルとなる。
トレードを提案する前に、価格が下降トレンドラインを超えた状態を維持できるのを待ちたいと思う。
EOS/USD
20日EMAは、EOSにとって強いレジスタンスとなっている。しかし、過去2日間、レジスタンスを突破しようとする試みが続けられており、これはポジティブなサインだ。強気筋が3.8723ドルの重要なサポートを守ったことも好感できる動きだ。これは、EOSへの需要があることを示すものだ。
もし強気筋が20日間EMAを上抜けた場合、50日間SMAへのラリーが起こり、次いで9ドルへの上昇も考えられる。従って、私たちは6ドルでのロングポジションを提案したい。最初のストップロスは4.8ドルだ。EOS/USDペアが50日間SMAを上抜けるのに苦戦したとしても、トレーダーはストップを上げることもできる。
下落局面については、弱気筋が4.8121ドルを下抜けてしまうと、4.4036ドルまで下落してしまう可能性がある。
XLM/USD
ステラは0.25ドルの水準から上抜けるのが難しい状況のようだ。18日に0.24684115ドルから反落した。ステラは0.205ドルまで調整されるかもしれない。
0.25ドルを上抜ければ、XLM/USDペアを下降トレンドラインまで引き上げることになるだろう。下降トレンドラインはレジスタンスとなっているポイントだ。私たちは15日に行った買いの提案を維持したいと思う。
弱気筋が0.184ドルを下抜けさせてしまうと、私たちの強気な見方は無効となってしまう。価格が0.25ドルから0.184ドルのレンジ内に収まっている限り、買い場を見つけることはできない。
LTC/USD
ライトコインは移動平均線が下向きとなっており、RSIもネガティブの領域にあるため、下降トレンドにある。予想通り、弱気筋は20日間EMAを守っている。
もし弱気筋が49.466ドルのサポートを下抜けさせてしまえば、LTC/USDペアは下降トレンドが続き、40ドルにまで達してしまうだろう。
ライトコインが下降トレンドラインの上抜けた状態が維持できれば、その時がトレンドが変化した最初のサインだ。トレンドが変化するのを待ってから、ロングポジションを取ることを勧めたい。
ADA/USD
強いサポートを下抜けてしまうと、サポートだった部分が強力なレジスタンスとなってしまう。カルダノにとって、0.111843ドルのサポートは、いまや強力なレジスタンスとなっていることがわかる。
20日間EMAは下向きとなっているが、50日間SMAはフラットとなっている。ADA/USDペアは、下降トレンドラインと50日間SMAを上抜けた後に、ポジティブに転換するだろう。
下降局面については、14日の安値を下抜けてしまえば、0.078ドルの長期のサポートを再テストする可能性が出てくる。
XMR/USD
モネロは、価格が移動平均線と長期の下降トレンドラインの両方を下回っているため、下降トレンドにある。強気筋は18日に20日間EMAを上抜けたが、その状態を維持するこができなかった。過去2日間、モネロは移動平均線の近くで値片目をしており、これはポジティブなサインだ。
もしXMR/USDペアが20日間EMAを上抜けた場合、50日間SMAへのラリーの可能性が高くなる。下降局面については、弱気筋が94.3ドルを下抜けさせれば、84ドルまで下落する可能性が高くなる。
2つの移動平均線はどちらもフラットとなっており、これは今後数日間、値固めの動きをすることを示す。私たちは明確なレンジがあるときにポジションを取りたいと思う。それまでは静観し続けるのが最善の選択肢だ。
IOTA/USD
IOTAは下降トレンドにある。移動平均線は下向きとなっており、RSIもネガティブの領域に入っている。反発の動きは、0.575ドル付近でレジスタンスに直面している。
強気筋が20日間EMAを上抜ければ、IOTA/USDペアは50日間SMAまで動くことにあるだろう。そこが強力なレジスタンスとなる可能性が高い。
下降局面については、14日の安値を下抜けてしまえば、0.33ドルまで下落する可能性が高まる。いまだボトムを確認することができないため、トレードを提案は控えたい。
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Source: 仮想通貨情報局