香港の仮想通貨取引所ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOは14日、ベンチャーキャピタル(VC)が一斉に売り出すのを受けて今後のイーサリアム(ETH)は2桁ドル台まで下がるだろうと予想した。イーサリアムは現在300ドルを下回っていて先日は9ヶ月ぶりの安値をつけたが、ヘイズCEOはまだ底は見えていないようだ。
ヘイズ氏は、これまでイーサリアムの価格はイニシャル・コイン・オファリング(ICO)への熱狂とともに上昇し、短絡的な考えを持つVCがそこで果たした役割は大きいと指摘し、次のように述べた。
「気まぐれな市場に慣れていないベンチャーキャピタリストは、トレーディングを始めて2、3日でビットコインが1ドルから100ドルになると信じるほど初心者だったのだろう。さらなる損失を防ぐためにポジションを減らす精神的な強さもない。応急処置もできない。押し目買いを狙うこともしないだろう」
この上でヘイズ氏は、イーサリアムは価格が2桁まで下がると予想。イーサリアムを草コイン(Sh*tcoin)とまで呼んだ。VCが一斉に売り出す要因については次のように説明した。
「マネー・マネジメント・ゲームにおける一番のリスクは、キャリアだ。一人でマネーを失うより、他のみんなと一緒に失った方が良い。前者をしたらクビになるだろう」
「トークンVCの群れは、一斉に売り出すだろう。もし売らなくてマーケットが下がり続けたら、仕事を失ってしまう」
その上でヘイズ氏は、持続的なトークンエコノミーの存在を信じる人々が買い支えるだろうが、彼らは2017年の春ころの水準である100ドル未満まで買わないだろうという見方を示した。
イーサリアムの最近の下落に関しては、「ICOの現金化による売り圧力」があるとする見方が出ていた。イーサリアムは、ブロックチェーンのスタートアップが基盤にして資金調達をする上で「最も人気な」プラットフォームであることから、トークン現金化のあおりを受けやすいのではないかと言う。
ビットコインは5000ドルが底か
一方でヘイズ氏は、ビットコイン(BTC)の底値が3,000ドル〜5,000ドルになるだろうという従来からの見方を条件付きで維持。米国証券取引委員会(SEC)がビットコインETFを可決する見込みがない中、マイナーたちが機械をストップし始める時期がカギになると解説した。
「2、3日前に世界有数のマイニング企業関係者から話を聞いたのだが、彼によると中国でマイニングする際にかかる平均の電気代は、6-7セントkWH。このレベルでは5000ドル付近でマイナーたちはオペレーション方法を見直したり、より安い地域への移転を考え始める。3000ドルから4000ドルになったら、完全に機械を止めるだろう」
ただ、ヘイズ氏は、彼の話は最先端の7nmマイニングチップがまだ普及していないことを前提にしていると付け加えた。7nmマイニングチップは、マイニングコストを削減するものとして注目されている。
また「上昇リスク」として、SECのビットコインETFに対するロビー活動が成功することをあげた。
ヘイズ氏は6月、ビットコインの価格は3000から5000ドルで底値をつけた後、年末までに2万ドル、もしくは5万ドルまで急上昇すると予想した。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/shtcoin-ethereum-price-will-fall-below-100-bitmex-ceo
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Source: 仮想通貨情報局