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こんにちは、井手慶之です。
日銀の金融政策決定会合では市場の予想通り政策変更はなく、そして市場が期待していた今後については今の緩和縮小観測をけん制するような内容を遠回しに伝えるといった印象でした。
日銀としては、これで円高を抑制できると思ったのかもしれないのですが、市場の捉え方としては正式な否定はしなかったという部分があるのか円高は止まっていない印象ですね。
そして、ここからはECB理事会に注目が集まっていますが、ドル円がどこまで影響を受けるかと考えるとさほど影響しない可能性があるので、その点では今後も円高圧力は続きそうです。
ただし、テクニカル的に見ればドル円は110円というビッグラウンドナンバー近辺になっています。
ここを下抜けられないとなると、底値を固めから反発という流れも考えられる状況です。
おそらくこの近辺では利益確定も入りやすいポイントでまずは110円を中心にシナリオを考えたいと思っています。
現状で反発を考える場合には、大きな反発を待つか、一旦下に向かったところで長い下ヒゲとその後の巻き戻しをある程度確認することが重要で、反発してもそれが調整パターンであればむしろ売りを短期でも考えたい環境かなと思っています。
今日は水曜ということで、ここまでのドル円の動きと今後のポイント、そして考えられるシナリオを日経、ドルインデックスと共にアップしたいと思っています。
ご覧になってみてください！
≪ドル円2018年最初の分岐点！反落、反発に備えるシナリオ【為替 予想】≫
https://youtu.be/DS66eaY81W8
※再生し、画面右下に出てくる設定で画質を調整できます。
※画面右下から動画を全画面表示することも可能です！
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いかがでしたか？
ドル円は一旦は110円を割り込んでも、その後は戻る局面があると思われるのですが、かと言ってどうせ戻ると考えるのも、仮に日銀が正常化にそのまま向かってしまえば危険かなと思っています。
よって、110円という節目は反発、反落で定着の可能性のあらゆる可能性を考えておきたいですね。
また、仮に110円から反発しても現状の為替相場全体の風潮としてはドルが弱く、今年はその傾向が継続する可能性もあるかなと思っています。
そういう意味では、上に向かったら向かったでドル円は売り目線も忘れずにもっていきたいですね。
それでは、今日も頑張りましょう！！！
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】