東南アジアのスーパーアプリであり、同地域最大のテクノロジースタートアップであるGrabが、USDコイン(USDC)の発行者であるサークルと協力し、シンガポールでWeb3サービスを試験運用している。
サークルは9月14日にパートナーシップを発表し、新たなWeb3サービスは「Grab Web3ウォレット」を通じてシンガポールに拠点を置くGrabユーザーに提供されている。
新サービスは、サークルの新しいWeb3サービスプラットフォームをGrabアプリに統合することで可能となった。これは、企業がステーブルコイン、デジタル資産、スマートコントラクトを採用するのを支援することを目的としている。試験運用の一環として、Grabアプリユーザーは、ブロックチェーン対応のウォレットを設定し、報酬やコレクティブルを獲得することができ、また非代替性トークン(NFT)のバウチャーを利用することも可能だ。
GrabのWeb3サービスについては先週初めて報告され、業界ウォッチャーは9月7日にGrabアプリのインターフェースに統合された仮想通貨ウォレットとWeb3タブを注目していた。
「先週、X(旧Twitter)ではGrabシンガポールアプリに新たに導入されたWeb3ウォレットについて騒がれていた。今日、サークルはGrabとのパートナーシップを発表し、新たなWeb3ウォレット体験を提供する」と、サークルの共同創設者でCEOのジェレミー・アレール氏はXで書いている。
アレール氏は、主要なWeb2企業がブロックチェーン技術を採用することは「非常に有望だ」と評価し、「Grabの顧客とともに当社のテクノロジーを試験運用できることは、責任あるデジタル資産のイノベーションの実現へとつながる」と付け加えた。
Grabは2012年に「MyTeksi」という名前で設立され、シンガポールに本社を置く多国籍テクノロジー企業である。同社は、シンガポール、マレーシア、カンボジア、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムなどの国々で、スマートフォン上でライドシェア、フードデリバリー、デジタル決済サービスを提供するスーパーアプリを運営している。Grabアプリは、東南アジアの330都市で1億87万人以上のユーザーにサービスを提供している。
サークルとGrabシンガポールとのパートナーシップは、サークルのシンガポールでの事業拡大を受けて実現した。サークルは今年5月には正式にオフィスを開設し、6月にはシンガポール金融管理局から主要決済機関のライセンスを取得した。それ以前には、サークルはシンガポール政府が支援するブロックチェーンエコシステムビルダーであるTribeと協力し、地元のWeb3開発を支援していた。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/usdc-issuer-circle-grab-app-partner-web3-services
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Source: 仮想通貨情報局