暗号資産カストディを提供する「Komainu」(コマイヌ:野村HD、Ledger、CoinSharesの合弁会社)は、ドバイの暗号資産(仮想通貨)規制機関「Virtual Asset Regulatory Authority(VARA)」から営業ライセンスを取得した。
同社は、Komainu Connectを通じて機関投資家向けのステーキングや担保管理など、幅広いカストディサービスをドバイの顧客に提供できるようになったとリリースで述べた。Komainu Connectを利用することで、顧客はオンチェーンで検証可能な分離保管の状態のまま、デジタル資産を担保とすることができる。
ドバイは、暗号資産ビジネスの誘致に力を入れている。2022年3月、UAE(アラブ首長国連邦)は、VARAを世界初の独立した暗号資産規制機関として発表した。例えば、野村ホールディングスのデジタル資産子会社レーザー・デジタル(Laser Digital)は今月初めにVARAから営業ライセンスを取得。世界最大の暗号資産取引所バイナンス(Binance)は7月、ドバイでの営業ライセンスを取得している。
Komainuの戦略責任者、セバスチャン・ウィドマン(Sebastian Widmann)氏 は「ファンドの組成や取引所の立ち上げによって資産の取り扱いが大幅に増加するなか、ドバイには事業拡大の絶好の機会があると考えている」と述べた。
Komainuは2020年6月設立。取引所、金融機関、資産運用会社、企業、政府機関にカストディサービスを提供している。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/198380/
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Source: 仮想通貨情報局