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ミームトークン●●の背後には誰がいる? ツイッターの仮想通貨界隈では陰謀論も出現

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ツイッターの仮想通貨界隈では、新たな陰謀論が巻き起こっている。FTX創設者のサム・バンクマン-フリード氏が、Baseネットワーク上で話題となっている新たなミームコインの背後にいるのではないかとの疑惑が浮上しているのだ。

このミームコイン「BALD」は、コインベースのブライアン・アームストロングCEOを皮肉ったコインとして7月30日に登場した。取引開始24時間以内に驚異的な28万9000%の価格上昇を見せた。しかしその後、開発者が大量のETHを流動性から引き出したことで、BALDの価格は85%以上も急落。これにより、開発者が「ラグプル(投資家をだまして資金を引き出す行為)」を行ったのではないかとの指摘が出たが、開発者サイドはこれを否定している

この騒動を受け、いくつかのブロックチェーンウォッチャーたちは開発者の過去の取引履歴を掘り下げる事態となった。そしてBALDトークンのデプロイを担当したイーサリアムのウォレットアドレスが、FTXやアラメダリサーチと関連するウォレットから資金を受け取っていたため、バンクマン-フリード氏が関係しているではないかとの疑惑が浮上した。

この疑惑を主張する1人である分散型金融(DeFi)評論家のダウンシン氏は、バンクマン-フリード氏が「刑務所から実際に全てを取り戻そうとしている」と主張した。ただし、バンクマン-フリード氏は刑務所にはいない。彼は現在保釈中であり、カリフォルニア州の両親の家で裁判を待つ身である。

さらにこの陰謀論を広めたのは、Blockworksのデータエディターであるアンドリュー・サーマン氏だ。彼は、同じウォレットアドレスがブラックリストに載ったUSDTアドレスに約400回の送金を行い、「間違いなくアラメダと深い関連性がある」と指摘した。また、匿名のトレーダーであるハサカ氏は、BALDの発表とその後の大幅な価格下落が、FTXのライバルであるコインベースでのSECへの訴訟に悪影響を与えるためではないかという陰謀論を展開した。

さらに、匿名の評論家である「ハイプ」氏は、開発者がバンクマン-フリード氏と共有する「不気味な類似点」を指摘した。特に、彼らのソーシャルメディアの投稿の文体が似ているという。さらに、ハイプ氏は、このウォレットが長い間存在し、DeFiプラットフォームのスシスワップでの提案に初めて投票した一人だと指摘している。

陰謀論への反論

しかし、一部の仮想通貨専門家は、バンクマン-フリード氏がこのようなスキームの背後にいるとは考えにくいと主張している。その理由は、彼が現在保釈条件の一部としてインターネットの使用に厳しい制限が課されているからだ。

仮想通貨インフルエンサーのティファニー・フォン氏は、逮捕後何度もバンクマン-フリード氏と面会しているが、彼が「インターネット接続のない折りたたみ式の携帯電話」を使用していると明らかにした

フォン氏によれば、訪問者は警備員による検査を受け、外部からの電子機器の持ち込みは禁止されているという。「特に彼はツイッターにアクセスすることができず、文体が似ているという主張は無理があると思う」とフォン氏は付け加える。フォン氏はツイッター上での陰謀論はひどい代物だと指摘する。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/sam-bankman-fried-beind-bald-memecoin-base-conspiracy 

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Source: 仮想通貨情報局

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