リップル裁判 ： SECのヒンマン文書は6月●日までに公開か　米国のヤメ検弁護士が予想

元連邦検察官で弁護士のジェームズ・K・フィラン氏は、過去の裁判所命令を引き合いに出し、有名なヒンマン・スピーチ文書が6月6日までに一般に公開されると予想している。

ヒンマン文書は、米証券取引委員会（SEC）の企業金融部門の元部長だったビル・ヒンマン氏が2018年に行ったスピーチに関連したものだ。このスピーチで、同氏は基本的にイーサ（ETH）は証券ではないと述べていた。文書には、このスピーチに関するSEC内部での議論や検討内容が含まれている。

過去数年間にわたってリップル対SECの事件をフォローしてきた、元検察官のフィラン氏は、5月17日のツイッタースレッドで今後の見通しについて語っている。同氏によれば、裁判所は昨日の決定から21日後である6月6日までに一般公開されるだろうと、過去の裁判命令に基づいて予想している。

ただし、SECが控訴を申し立てたり、和解に入ったりする場合、この期間が変更される可能性がある。同事件を追っている別の弁護士であるジェレミー・ホーガン氏は、SECはこの命令に対しておおよそ10日間控訴を申し立てることができると指摘している。

XRPコミュニティの一部は、文書が開示される見通しが立ったことで、双方が和解を追求する可能性があると考えている。なぜなら、両者は一般に知られたくない情報を持っている可能性があるためだという。しかし、リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOの5月16日のツイッター投稿によれば、編集されていないヒンマン文書が「近いうちに公開される」ことを熱望している。

SECがXRPを証券だと主張している今回の裁判において、リップルの弁護団はヒンマン文書が重要な証拠になると考えている。

SECは昨年12月末、文書の非公開を求める申し立てを行い、文書は事件の最終的な結果に「関連性がない」と主張した。5月16日にこの非公開の申し立てが裁判所で却下されたことで、リップル側が今週勝利を収めた。

参考資料：https://jp.cointelegraph.com/news/ripple-sec-hinman-speech-public-by-june-6　

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Source: 仮想通貨情報局