ニューヨークを拠点とする投資銀行H.C.ウェインライトのアナリストは、「仮想通貨の冬」が終わったと宣言している。
ウェインライトは、米国の仮想通貨取引所コインベースに対するカバレッジを「買い」の評価で開始し、コインベースが世界中で急成長している仮想通貨業界から恩恵を受ける立場にあるとしている。
4月26日付けの投資家向けメモで、ウェインライトのアナリストであるマイク・コロネーゼ氏は、年初来の仮想通貨価格が全体で45%上昇し、ビットコイン(BTC)価格も67%上昇したことを強調した。
同氏によれば、「過去に仮想通貨市場の時価総額の増加、小売業者と機関投資家の増加、そして仮想通貨取引高の成長をもたらしてきたビットコインの次の強気相場に入っている可能性が高い」とのことだ。
「仮想通貨の冬が終わり、春が訪れた」とコロネーゼ氏は言う。
コインベースは「上場した仮想通貨取引所としては世界最大であることから、急成長しているグローバルな仮想通貨経済から恩恵を受けるユニークな立場にある」と同氏は述べている。その結果、ウェインライトは2023年残りの期間中、同社が仮想通貨セクターでの市場シェアを拡大することを期待している。
コロネーゼ氏は、コインベース株(COIN)の価格目標を現在の取引価格である53.89ドルから約40%増の1株あたり75ドルに設定した。
「2023年の仮想通貨の強気相場の継続を受けてコインベースが引き続き恩恵を受けることを期待している」と彼は説明した。強気相場は通常、ビットコインの半減期イベント(次回は2024年4月に予定されている)イベントに先立って起こるだろうと同氏は指摘する。
さらにコロネーゼ氏は、75ドルの価格目標を正当化するため、コインベースが「堅牢なユーザーベース」を確立しており、100カ国で1億1000万人の認証済みユーザーと830万人のアクティブユーザーがいる点についても触れている。
Fintelのデータによると、現在コインベースに投資している機関投資家は合計884にのぼる。これは2022年第4四半期から2.1%の減少を示している。同期間に、コインベースへの総機関投資家全体の平均ポートフォリオ比率は15.12%減少した。
コインベース株の最大の所有者は、キャシー・ウッド氏が率いるARKインベストであり、同社の1170万株、5.09%の所有権を持っている。最新のナスダックへの報告で、ARKインベストは920万株を所有しており、四半期で22%の増加を示している。
ウェインライトのアナリストだけが、仮想通貨の冬が終わったと信じているわけではない。コインテレグラフとのインタビューで、ベテランの仮想通貨トレーダーであるフィリップ・スウィフト氏も、弱気市場が終了したとの見解を強調した。ただし、彼は、次の強気相場が始まる前に、ビットコインの価格が「20,000ドルまで戻る可能性がある」とも述べている。
最終的に、スウィフト氏は、半減期のナラティブが今年後半に盛り上がると主張し、「これによって買い圧力が増すだろう」と予想している。
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Source: 仮想通貨情報局