STEPN(ステップン)をご存知だろうか?ソラナ基盤のmove-to-earn(歩いて稼ぐ)ゲームだ。日本でも人気のWeb3系プロジェクトであり、今年最も大きなスポットライトを浴びたプロジェクトの一つだろう。今日はステップンについて少し考えてみたい。
歩くだけで稼げる?
ステップンは、move-to-earn(歩いて稼ぐ)系のWeb3アプリだ。ユーザーは歩いたり走ったりジョギングしたりすることで、仮想通貨を報酬として受け取ることができる。初めて聞いた人にとっては信じがたいコンセプトかもしれないが、これは夢ではない。
ステップンのビジネスを少しみてみよう。世界的に有名な複数のVCがバックについており、今年1月にはSequoiaから500万ドルの資金調達をおこなった。「世界の数百万人がより健康的な生活を送るために必要」と評価された。
また、ステップンの独自トークンであるGMTは、今年3月から5月の間に1900%以上も上昇。Q2の決算では、1億2250万ドルの利益があったことを報告した。さらに日本のスポーツウェアブランドであるASICS(アシックス)と提携し、アシックス x ソラナ UI コレクションの立ち上げを発表した。アシックスのWeb3ディレクターであるJoe Pace氏は、「人々が自然に運動したくなる」と期待している。
しかし、ビジネスは常に順風満帆ではない。ステップンのQ3の決算は、利益が75%下がった。多くのユーザーも離れた。そして、トークンエコノミーを批判する声も少なくない。「ユーザーが自分達のトークンを売って報酬を獲得する」仕組みに問題があるというわけだ。
Web3の約束
ステップンが今後成長するのか失敗するのかは分からない。そして、その視点は正しくないのかもしれない。ビジネスを実現することとプロジェクトが目指すコンセプトには、しばしば距離があるからだ。
Web3の醍醐味の一つは、「〇〇で稼ぐ(‘X-to-earn’)」を現実のものとすることだろう。Web3によって誰もが日々の生活を通して仮想通貨を稼ぐことができる世界。ゲームをしたり動いたりさらにはパーティーをしたりすることで稼げる時代が迫っているのだ。
ただ、「〇〇で稼ぐ」はつまるところポンジスキーム(ネズミ講)であるという批判もある。作家のAnndy Lianはステップン批判の急先鋒の一人だ。問題は、プロジェクト側が、人々に使い続けさせるための新たなインセンティブを与え続けることができるかどうかだろう。
「〇〇で稼ぐ」のトレンドの本質は、生活習慣を変えることかもしれない。それ以上でもそれ以下でもない。もしWeb3の最も偉大な力が、現時点でも最も予期されていない未来のビジネスモデルを作ることだったとしたら、少し見方が変わるだろうか?
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/opinion-ledger-insight-of-the-week-2022-1105
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Source: 仮想通貨情報局