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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
昨日は米国の消費者物価指数（CPI）
の発表があり、ドル円は147円後半まで
上昇しました。
日銀による為替介入のリスクや
口先介入、けん制の懸念はあるものの
少し薄れていたところに指標があり、
結果が市場予想を上回る物価上昇だった
ことから、FRBが大幅利上げを継続する
という見方が広がったのが理由です。
ただし、
気になる点としては、
ドル円はドル買い方向に張り付いている
印象があるのですが、
他の通貨ペアではドル買いからの巻き戻し
が発生しているという部分です。
これ、円がそれだけ弱いということで
その点で言えばドル円はまだ上昇する
余地がありそう。
ただし介入などの懸念もあり、
さらに上値にはダイバージェンスもそろそろ
ついてきているので大きくは上昇できない
可能性もあると
短期押し目買い
反落での売り
大きく押した場合の買い
このパターンを考えていく必要があり
今日はそのドル円の今後のポイントや
シナリオ、戦略などをご紹介します！
それでは、ドル円チャートを見てみましょう！
ドル円日足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円日足チャートです。
基本的には上昇トレンドを形成し、
昨日も陽線なのですが、
大きく動いたように見えても日足では
思ったよりも動いていませんね。
ボラが高いというのも影響していますが
本格的な上昇というよりは様子を見ながら
徐々に買われている印象です。
しかも青ラインで示したように
上値にすでにダイバージェンスがあり、
最近の陽線の小ささと共に勢いが低下
しているのが分かります。
よって、
この状況で買いを検討する場合には
注意が必要で、
大きく押してくれれば伸ばせる可能性も
出てくると思われますが、
この日足で見えないくらいの小さな調整で
買いなら短期と割り切る必要がありそうです。
また、仮に大きく押すようなら売りの目線も
持っておく必要があり、その大きな押し目が
発生しても、
トレンドが上昇から下降トレンドに変わる
可能性は極めて低く、
そう考えれば大きく押す場合の売りの後は
下での買い、
大きく押す動きを売りで取れなかった場合
には下での買いのみに絞った方が良さそう
です。
仮にこの日足で下落スイングに入っても
水色でかこった安値（140.33）を起点に
ヒドゥンダイバージェンスが付く可能性が高く、
そこまでかなり値幅があることを考慮すれば
大きく押しても下では買いですね。
このドル円のもっと詳細なシナリオや
ポイント、具体的な目安などは240分足にて
ご紹介します。
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】