世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスは、交通サービスをアプリ連携する事業を展開するスプリット(Splyt)と提携した。
実装されれば、この統合により、バイナンスのユーザーはライドシェアサービスだけでなく、「バイクシェアリング、スクーター、空港送迎、公共交通機関、そしてフードデリバリーも仮想通貨で支払うことができる」とスプリット広報担当者はコインテレグラフに語った。
バイナンスのジャオ・チャンポンCEO(通称CZ)はツイッターでこのニュースを伝えた。
スプリットの広報担当者はコインテレグラフに対し、「仮想通貨空間における最初のパートナーシップ」であり、ビットコインが25000ドルを下回る中でも、「スプリットは開発に注力する」と述べた。
「ますます、ユーザーは日常的なサービスのために支払うためにバイナンスの仮想通貨ウォレットを選択している。(中略)仮想通貨ウォレットのための次のステップとして、日常的なサービスを完全に統合する」
バイナンスにとって、仮想通貨決済の分野で足掛かりを得ることに熱心であることは周知の通りだ。CZにとって、決済とアプリの統合は、遍在するバイナンスのブランド認知度を高めることを意味する。COVID-19のパンデミックから世界が徐々に再開されるなかで、CZはワールドツアーを行い、世界中の国や投資家に仮想通貨とBinance Payを売り込んでいる。
報道によると、バイナンスはすでに世界150カ国以上の9000万人のユーザーによって利用されている。スプリットにとって、このパートナーシップは幅広い顧客層への扉を開く。
「もう一つの視点も同様に重要だ。モビリティやその他のオンデマンドサービスは、合計で数億人のユーザーを持つ仮想通貨プラットフォームを通じて利用できることで、ユーザー数と取引量を劇的に増加させることができる」
スプリット社は2020年ソフトバンクが主導する資金調達で1950万ドルを得ている。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/binance-aims-to-become-a-super-app-with-splyt-crypto-partnership
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Source: 仮想通貨情報局