プライベートバンキング大手のLGTバンク、ビットコインとイーサリアムの取引サービス開始

投稿日：2022年5月16日

富裕層向けプライベートバンキングを手掛けるLGTグループは、ビットコイン（BTC）とイーサリアム（ETH）の投資を開始し、仮想通貨の世界に参入する。

4日の発表によると、LGTグループのLGTバンクは、スイスの仮想通貨銀行SEBAと協力してデジタル資産の保管・取引サービスを開始した。

「LGT銀行はビットコインとイーサへの直接投資を提供している。LGTは、このサービスを提供するブローカーおよびカストディアンとして機能するSEBAとパートナーシップを締結した」と、SEBAの最高マーケティング責任者のサンドラ・フランク氏はコインテレグラフに述べている。

LGTバンクはまず、BTCとETHの保管・取引サービスを提供する。ただSEBAはこの2つの通貨以外にも、ライトコイン（LTC）やポルカドット（DOT）、テザー（USDT）など14以上の仮想通貨をサポートしており、将来的にLGTのサービスも拡大するかもしれない。

リヒテンシュタインに拠点を置くLGTグループは、世界最大の資産運用会社の1つだ。LGTバンクの仮想通貨への参入は、クライアントからの仮想通貨需要への高まりがあると、LGTバンクのローランド・マットCEOは語っている。

「近年、クライアントの間の仮想通貨の需要が高まっている。新しい製品を開発する際、明確で信頼性の高いプロセスと手順に重点を置き、セキュリティに特に注意を払った」とマット氏は述べている。

Source: 仮想通貨情報局