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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
昨日はまた米国の長期金利が上昇し、その影響でドル円が更に上昇しましたね。
ここまでくると、110円上に定着する流れを期待はしたいところなのですが、少し気になるのがドルが買われていたのがドル円中心で他のドルストレートが連動していないことです。
今後他が追従し、さらに盛り上がるのか、それとも他の盛り上がりが終わっていて、ドル円が最後についてきたという流れなのか・・・悩ましいところですね。
そして今上昇している理由が、長期金利上昇を理由に利上げ期待が高まっているからですが、これが織り込み終われば、それなりの巻き戻しが発生する可能性があることは頭に入れておく必要はありそうです。
そうなれば110円を再び下抜く可能性も十分に考えられることから、その点には注意ですし、そのくらい下落するとむしろ買いやすいという状況にもなるかもしれないので、ある意味期待です。
その中でドル円はまずは今上への勢いが強いことから、引き続き大陰線をつける、上ヒゲをつけるといった状況になれば注意が必要ですが、基本は押し目を形成してからの上トライをメインシナリオに考えていきたいと思っています。
ただ、今日は金曜です。
週末前に利益確定やポジション調整が入る可能性があるので、その点には注意ですね！
それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう！
ドル円日足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円日足チャートです。
この日足チャートでは昨日続伸したことで、まだダイバージェンスはついている状況なのですが複数回ついている中のいくつかを解消して、大きくダイバージェンスが1回ついているという状況に変わっています。
また、注目すべきはこのままRSIが上昇していけば完全解消の可能性も出てくるため、そういう意味では一旦勢いが低下し始めたところから、若干勢いを吹き返し始めていると考えて良さそうですね。
よって、例えば今の状況から今日ヒゲで引けて、さらに陰線に転換する、または結果大きめな陰線になるという展開であれば下へのスイングに切り替わる可能性はあるのですが、現状では強いとみるのが良さそうです。
まぁ、仮に下にスイングが切り替わったとしても、この日足でヒドゥンダイバージェンスの可能性があり、そうなれば仮に直近の上昇スイングで引いたフィボナッチ61.8％の109.53などまで下落するようなら、それはそれで絶好の買い場になる可能性もあるので、むしろ少し大きめな下落を期待したい状況とも言えます。
ただし、現状ではこの日足で押しても23.6％の110.42、場合によってはそこまで押すか？というのが現状で、今後の下落の勢いや調整パターンに注目ですね。
ドル円240分足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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続いてドル円240分足チャートです。
この240分足でもダイバージェンスがすでについてきています。
ただ、日足で勢いを戻してきていること、さらにこの240分足でも水色の丸で囲った安値の110.02を起点にヒドゥンダイバージェンスがつく可能性があるため、基本目線は続伸ですね。
仮にこのポイントを強めに抜けると109円台ミドルくらいまでオーバーシュートする可能性があるので、注意です。
その上で注目すべきは今後の下落スイングで、それがジリジリと底堅い展開であればシンプルに直近のこの240分足のワンスイングで引いたフィボナッチ38.2％（110.67）、61.8％（110.39）近辺を中心に反発を考えたいですね。
すでに111円が迫ってきていることから、浅い押し目であっても引き付けたいと考えればざっくり110円ミドルに引き付けてという視点でもいいかもですね。
金曜ということもあり、各市場オープンの初動にも注目しながら、しっかりとチェックしていきたいですね。
それでは、今日も頑張りましょう！
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】