USDC関連アドレスがブラックリスト入り
米ドルステーブルコインで時価総額2位の暗号資産(仮想通貨)USDCで、7つのイーサリアム関連アドレスがブラックリストされたことがわかった。USDCの時価総額は現在、1.4兆円に上る。
ブラックリスト入りされたアドレスは、USDCなどを送受金したり、法定通貨に替えることができなくなる。また、主にマネーロンダリングや盗難金への対策として取られるという。
USDCの運営団体「The Centre Consortium」が今週水曜日に、長い間使用されていない7つのアドレスをブラックリスト化したことがDune Analytics というデータサイトで確認された。当該のアドレスと未使用の期間は以下の7つとなる。
- 0x9f4cda013e354b8fc285bf4b9a60460cee7f7ea9 (15日前)
- 0x7f19720a857f834887fc9a7bc0a0fbe7fc7f8102 (393日前)
- 0x72a5843cc08275c8171e582972aa4fda8c397b2a (419日前)
- 0x1da5821544e25c636c1417ba96ade4cf6d2f9b5a (673日前)
- 0xd882cfc20f52f2599d84b8e8d58c7fb62cfe344b (778日前)
- 0x7db418b5d567a4e0e8c59ad71be1fce48f3e6107 (784日前)
- 0x7f367cc41522ce07553e823bf3be79a889debe1b (1193日前)
今回ブラックリスト化した理由について、USDCの関連企業Circle(Centreの創設企業の1つ)は説明を行っていない。一方、昨年7月にも、USDC関連のアドレスがブラックリスト化された事例がある。当時、100,000 USDC(1,000万円)以上の資金が入った1つのアドレスは同様な措置が取られ、「法的執行機関の要請を受けたため」とだけ説明されていた。
また、USDCのほか、昨年にはUSDT(テザー)も法的執行機関の要請によってブラックリスト化された経緯がある。その際は、テザーの関連企業である仮想通貨取引所Bitfinexの顧問弁護士が「テザー社は法執行機関と連携しており、必要があればアドレスをブロックする」と説明した。
参考資料:https://coinpost.jp/?p=239842
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Source: 仮想通貨情報局