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Web3.0見据えるポルカドットの開発すすむ 代表が語る2020年の総括

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異なったブロックチェーンをつなげるプロトコル「ポルカドット(Polkadot)」の勢いが増している。同プロジェクトが30日発表した2020年の総括で、ステーキング分野でトップクラスの仮想通貨になりつつあることを明かした。

ポルカドットはスイスのWeb3基金によって運営されるオープンソースのプロジェクトだ。創設者の一人であるガヴィン・ウッド氏はイーサリアムの創設にもかかわったとされる。

情報サイトStakingrewards.comによると、ポルカドットが発行するトークン(仮想通貨)のうち63%以上がステークキング・ウォレットにロックされている。現在の価格から計算すると、実に約52億ドル(5000億円以上)だ。

波に乗るポルカドットのトークンである「DOT」は今月56%以上上昇し、最もパフォーマンスの高い仮想通貨となった。時価総額ベースでは第6位の仮想通貨となっている。

ユーザーを引き付ける最大のポイントはブロックチェーンを本質的に「分散化」するその仕組みだ。ウッド氏によるとポルカドットにおいては「約 200 の独立した運営者が274 のバリデーターを動かしている。さらに7000 を超える個人ユーザーのアカウントに支えられている。現存するブロックチェーンネットワークの中でも最も分散化された(したがって安全な)高価値のネットワークだ」としている。

さらに今年はポルカドットと分散型金融(DEFI)を繋げるAcala(アカラ)や、イーサリアムとの互換性を実現するMoonbeam(ムーンビーム)等互換性の面でも進展があった。

またブロックチェーンを作成するためのツール「サブストレート」も開発が進む。8月にローンチされた 「サブストレート2.0」では開発者が外部のオラクルを必要とせずにブロックチェーンの外部から情報にアクセスできるようにする「オフチェーンワーカー」のような機能を備える。さらに「サブストレート3.0」のリリースも来年前半に控える。

また開発者コミュニティも活発だ。ウッド氏によると現在100以上の開発チームがポルカドットを使ったプロジェクトに取り組んでいるという。特に中国でも認知が進んでおり100チームのうち30チームが中国拠点だ。また11月には中国政府が公式に認めるブロックチェーンのリストにも追加されている。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/polkadot-s-founder-looks-back-on-the-year-teases-substrate-3-0-in-early-2021 

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Source: 仮想通貨情報局

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