現実のデータをスマートコントラクトで
リップル社は、スマートコントラクトに情報を提供するオラクルのシステムおよび方法についての特許を取得した。
オラクルは例えば温度センサーの情報を扱うものであり、スマートコントラクトの条件に関連する情報を受け取るプラットフォームである。
特許は2018年の6月に提出されたもので、一例としてスマートコントラクトのストックオプションへの適用が示されている。ストックオプションは自由なタイミングで設定された価格で株式を購入できるという契約になる。
これをスマートコントラクトによってオプションの行使に複数の条件を設定し、条件を満たすと行使が自動的に実行されるようにする。
条件としては、行使価格以上の株価や、事業体の負債/資本比率、環境規制に即した製品を作っているかなどがあり、プラットフォーム(オラクル)はその会社の監査済みの財務諸表や、環境機関の提供する情報などを受け取ることになる。
特許内で挙げられているセンサーも様々なものがあり、例えばカメラや、触覚センサー、GPSの位置情報などがある。カメラをセンサーとして含む場合には、例えば作物を監視し、保険が掛けられている作物の状態を判定する。
XRP Ledger財団等取り組み
リップル社は先月、XRPレジャーの推進を目的とした団体「XRP Ledger財団」の新たな設立に際し、財団に寄付を行っている。
また、10月1日にクリーンエネルギー関連の非営利団体のEnergy Webと提携し、仮想通貨業界の二酸化炭素問題に取り組むことを発表した。
参考資料:https://coinpost.jp/?p=187437
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Source: 仮想通貨情報局