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日米首脳会談で貿易問題、為替問題に触れれば円買い強まる可能性

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昨日の海外時間には、トランプ大統領が「ロシアと中国は通貨切り下げゲームに興じている。これは容認できない!」とツィートしたことからドル売りが優勢となりました。今日から行われる日米首脳会談では、円買い要因がでてくる可能性があります。

欧州時間序盤、特段の新規材料はありませんでしたが、ユーロ買いが優勢となって、ユーロドルは1.2370台まで、ユーロ円は132.60円付近まで上昇しました。この間ドル円は107.10円台までやや軟化しています。その後ユーロドルが小動きを続ける中円売りが優勢となると、ドル円は107.30円台まで、ユーロ円は132.70円台まで上昇しました。

NY時間にはいると、トランプ大統領が「ロシアと中国は通貨切り下げゲームに興じている。これは容認できない!」とツィートしたことからドル売りが優勢となって、ドル円は107.10円台まで、ユーロ円は132.70円台まで下落し、ユーロドルは1.2390台まで上昇しました。その後ダドリーNY連銀総裁が「(利上げ)今年3回ないし4回が妥当な予測と思われる」と述べたことからドルがやや強含み、ドル円は107.30円付近まで上昇し、ユーロドルは1.2360台まで下落しました。

NY時間午後にはいって、円買いが強まる中ドル円は107.00円台まで、ユーロ円は132.50円付近まで下落しました。しかし「トランプ米大統領はロシアに対する追加経済制裁計画に待ったをかけた」と報じられるとややリスク選好的な動きとなって、ドル円は107.10円台まで、ユーロ円は132.60円台まで反発しました。

東京時間にはいってからは、やや円買いが優勢となっています。

今日の海外時間には英・3月雇用統計、独・4月ZEW景況感調査、ユーロ圏・4月ZEW景況指数、米・3月住宅着工件数/建設許可件数、米・3月鉱工業生産/設備稼働率の発表があるほか、クオールズ・FRB副議長、ハーカー・米フィラデルフィア連銀総裁、エバンズ・米シカゴ連銀総裁の講演が予定されています。

今日からフロリダで2日間の予定で日米首脳会談が行われます。先月アメリカは韓国とのFTA見直しに絡めて、競争的な通貨切り下げを禁じる「為替条項」の導入を決めています。為替条項は競争的な通貨切り下げを禁じ、金融政策の透明性と説明責任を約束するという内容で、もし日本にも同様の要求をされた場合は、実際に今そのような状況ではないことに関係なく、円買いの動きが強まる可能性が高いと考えられます。また日本の対米貿易黒字に関して、削減を迫るよう発言があった場合も同様に円買いに繋がると考えられます。なお先週末に発表された米財務省半期為替報告書では円の実質実効レートが過去20年の平均を25%下回っていることを指摘する一方で、為替介入を行っていないこと、2018年には円が上昇していることも指摘しています。
Source: 高野やすのりののりのりFX

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