仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)の月足のローソクが終値に近づくにつれて、ボラティリティが高まる可能性が出てきている。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の先物契約と、デリビットのオプション契約の満期まであと4日となる中、ビットコインの短期的な方向性は依然不透明となっている。
来週にかけてボラティリティが急上昇すると予想される3つの理由はビットコインが長期にわたって調整を続けていること、直上に重要なレジスタンスレベルがあること、ビットコイン先物とオプション契約の先物が満期を迎えることだ。
1週間続く調整
8月17日に、ビットコイン価格はコインベースで12486ドルという高値に急上昇し、年初来高値を更新した。しかし、その後は狭いレンジの値動きとなり、再び12000ドルの突破は見られていない。
ビットコインは上昇とも下落ともわからない値動きがないまま、長期にわたって調整が続くと、過去の傾向からボラティリティが高くなる傾向がある。8月19日以降のビットコインは4.5%以内のタイトなレンジにとどまっている。
(出典:Mayne)
仮想通貨トレーダーのMayne氏は、11650ドルのサポートが短期的には重要だと指摘。同氏は上記の図でグレーで示される11650ドルから11730ドルのサポートレンジに言及した。
「もしグレーを維持できれば、芯はロングエントリーになるかもしれない。私は12100ドルまで上昇すると予想する。もしグレーから下落しすれば11100ドルに向かうだろう」
オプションの有効期限
デリビットでのビットコインオプションの建玉は6月ほどではないものの、8月28日を満期とするオプションでは5億ドル相当の建玉がある。
8月のオプション契約と先物契約が同時に満期を迎えることはビットコイン価格に大きな動きをもたらす可能性がある。トレーダーからは次のような指摘が上がっている。
「6月ほどではないが、デリビットで、5億ドル相当のBTCオプションの建玉が8月28日に居座っている」
さらに著名仮想通貨トレーダーのジョシュ・オルシュウィッツ氏はCMEのビットコイン先物の期限切れも激しい値動きにつながる可能性をほのめかした。
「CMEのビットコイン先物は今週満期となる。偽りの増加に注意しよう」
(出典:ジョシュ・オルシュウィッツ)
11900ドルの抵抗
8月初旬以来、ビットコイン価格は2回ほど11900ドルで拒否されている。そして2回とも、その後すぐに大きな売りが出ている。
過去24時間でビットコインは再び11900ドルレベルで拒否されている。ビットコインが短期的に下落を続ける場合は、高値の切り下げ(Lower High)が起きる傾向がある。
ファンダメンタルズは下落
仮想通貨分析企業のグラスノードによると、オンチェーンのファンダメンタルズは先週からわずかに下落している。
「ビットコインのオンチェーンのファンダメンタルズは34週目にわずかに減少したGNI(グラスノード・ネットワーク・インデックス)は6ポイント減少し、71ポイントから65ポイントまで下がった。これはセンチメントのサブインデックスの減少によるものだ。ネットワークヘルスと流動性も小幅な減少を示している。」
ファンダメンタルズの小幅な下落、長期化した調整局面、オプションの満期、そして重要なレジスタンスが合流したことで、大きなボラティリティの可能性が高まっている。
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Source: 仮想通貨情報局