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中国政府主導のブロックチェーンプロジェクト、来年にもステーブルコインをサポートへ

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中国政府主導のブロックチェーン・プロジェクトであるブロックチェーン・サービス・ネットワーク(BSN)が2021年中にもステーブルコインをサポートすることがわかった。

BSNの開発に関わる大手テック企業レッド・デート・テクノロジー(Red Date Technology)のへ・イファンCEOがコインテレグラフに明らかにした。

BSNは2019年10月に試験的に始められたBSNは、2020年4月に商用利用を正式に開始した。中国の国家情報センター(SIC)が主導するブロックチェーン・イニシアチブだ。ブロックチェーンアプリケーションの開発やデプロイ、運用・保守、規制などにかかるコストを大幅に削減でき、中小企業のブロックチェーンへの参入障壁を減らすことが期待されている。

イファン氏によると、ステーブルコインがBSNエコシステム上の様々なサービスの支払いに使われると説明「ステーブルコインだけが簡単、迅速、安全に支払いを実行できる」とした。ノードプロバイダ間での即時決済を可能にするという。

「BSNは参加者の間での多くの清算と決済に取り組む。例えばパブリックシティ・ノードプロバイダはBSN上にクラウドリソースを割り当て、BSNポータルはクラウドリソースを開発者に販売する。そしてポータルが受け取ったお金の一部はパブリックシティ・ノードプロバイダに支払われる。現在は銀行を経由している」

ただ、BSNの現段階ではどのステーブルコインが組み込まれるかは決定していないという。

BSNは8月12日に、ツイッターで独自の仮想通貨(暗号資産)を発行することはないとしている。「BSNは購入することはできず、サービスだけが対象となる」と説明。ステーブルコインのサポートについても明らかにしていた。

イファン氏によると、中国のデジタル人民元(DCEP)はブロックチェーン技術をベースとしていないものの、BSNのインフラを利用する可能性があるという。「一部の商業銀行がDCEPの決済や流通にブロックチェーンを使用する場合、中国全土にはペイメント・チャネル・ネットワーク(PCN)があるため、BSNがインフラとなるだろう。我々はすでに一部の商業銀行と話し合いを進めている」とした。

デジタル人民元がBSNに組み込まれる可能性については、中国のブロックチェーン企業Cypheriumのスカイ・グオ氏も指摘しているが、「現時点ではまだ明確ではない」と話している。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/chinas-blockchain-service-network-to-launch-stablecoin-support-in-2021 

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Source: 仮想通貨情報局

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