Blockfiが約55億円の資金調達に成功
8月20日、仮想通貨の取引や融資を行うブロックファイ(BlockFi)が、インデックスファンドのモルガンクリークデジタル(Morgan Creek Digital)主導のシリーズCにて、5,000万ドル(約55億円)の資金調達を行ったことを公式サイト内のブログで発表した。
この金額には、シリーズAおよびBの主要投資家であるバラー・ベンチャー(Valar Ventures)を含む複数の投資家、さらにアメリカのバスケットリーグNBAの選手であるマシュー・デラベドバ(Matthew Dellavedova)氏および2つの名門大学からの寄付も含まれている。
BlockFiの収益は過去1年間で10倍に成長
今回の発表によるとBlockFiの収益は、過去1年間で10倍に成長し、今後12か月で1億ドル(約110億円)の収益に到達するペースになっている。プラットフォーム上には現段階で15億ドル(約1,590億円)を超える資産が管理されており、貸付ポートフォリオ全体での損失率は0%となっている。
モルガンクリークキャピタルの共同創設者兼パートナーであるアンソニー・ポンプリアーノ(Anthony Pompliano)氏は、「BlockFiのプラットフォームは、デジタル資産エコシステムでの比類なき機能を投資家に提供している。新しい製品を追加し、従来の金融を混乱させている段階的なエリアにまで拡大させ続けているワールドクラスのチームを支援できることに、私たちは興奮している」と述べている。なお、ポンプリアーノ氏はBlockFiの取締役会にも参加している。
より大きな金融の力とアクセシビリティに投資
BlockFi最高経営責任者(CEO)兼創設者であるザック・プリンス(Zac Prince)氏は「BlockFiの過去12か月は驚くべきものだった。ビットコインやその他のデジタル資産の持続力を証明している。パートナーからのサポートにより、デジタル資産だけではなく、より大きな金融の力とアクセシビリティに投資する投資家のためのプラットフォームを、私たちは作成している」と語っている。
BlockFiは、クレジットカード発行企業のアメリカンエクスプレス(American Express)や生命保険会社のプルデンシャル(Prudential)を経験したウィットニー・ラクリン(Wittney Rachlin)氏を新しい最高事業成長責任者(CGO)に、ビットコインの先物取引サービスを提供するバックト(Bakkt)や米国のさまざまな政府機関を経験したアダム・ヒーリー(Adam Healy)氏を最高機密責任者(CSO)に据えるなどリーダーシップの強化を図っている。また6月にはiOSとアンドロイド用のモバイルアプリをリリースした。
参考資料:https://coinchoice.net/blockfi-suceeded-in-raising-50m/
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Source: 仮想通貨情報局