著しく低下したビットコインのボラティリティ
ビットコイン(BTC)価格は際立って変動が少なく、コインマーケットキャップ(Coin Market Cap)のデータによると、2020年7月21日9時の時点では、直近24時間でわずか0.15%しか上昇していません。
ビットコインの価格が過去2週間でわずか5%という狭い値幅で上下していることを考えると、パフォーマンスの低下が印象的なものとなっているでしょう。
一方で、株式市場が極めて高値で推移していることから、ビットコイン価格が反発する期待もあります。株式市場と暗号資産(仮想通貨)市場の強い相関性から、近い将来ビットコイン価格も上昇に転ずると考えられています。
ビットコインがS&P500の動きに同調する可能性
新型コロナウィルスと経済の先行き不安にもかかわらず、アメリカのS&P500株価指数は急騰しています。2020年7月20日の取引終了時点には、主要株価指数が0.85%上昇し、2月の新型コロナウィルスによる下落以降での最高値である3,251.84ドルを記録しました。
S&P500の好調の要因として、2つ考えられます。1つは、Amazonのように非常に力のあるテクノロジー企業の株価が、1日に8%も上昇していることです。そして、もう1つは、アメリカの財務長官スティーブン・ムニューシン(Steven Mnuchin)氏が、次の景気刺激法案では少なくとも、1兆ドル(約110兆円)規模の資金が投入されると明らかにしたことです。
現在、仮想通貨市場は、S&P500の動きに1歩遅れながら同様に推移しています。この2つの市場には相関性があるため、ビットコイン価格は株式市場の値上がりに追随して、上昇する可能性があります。
仮想通貨に関する分析企業クオンタム・エコノミクス(Quantum Economics)の創業者、マティ・グリーンスパン(Mati Greenspan)氏は、2020年初頭に、ビットコインとS&P500との間には、2011年1月以来の非常に強い相関性があることを発見しました。
仮想通貨市場にはほとんど興味を持たないアナリストも、この明確な相関性には注目しています。ジェーピーモルガン(JP Morgan)の分析チームも、3月の暴落以降、以前よりも仮想通貨の取引は活発化していると述べています。
相関性の原因とビットコイン取引の実態
この相関性の裏には、仮想通貨市場の流動性低下が関わっているという意見もあります。仮想通貨トレーダーの中には、「デリバティブ取引も、記録的なほど低い出来高で行われており、未決済取引量(オープン・インタレスト)も増加できていない。コインベース(Coinbase)の1日の出来高は約8,000万ドル(約88億円)に過ぎず、ビットメックス(BitMEX)もほぼ同レベルだ」と述べる人もいます。
外部刺激から独立して動くことができない場合、この流動性の欠如は、再びビットコインの価格が動き出すまで続くかもしれません。
参考資料:https://coinchoice.net/will-btc-follow-stockmarket_202007/
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Source: 仮想通貨情報局