eToro最新レポート
大手オンライントレードプラットフォーム「eToro」が2020年第2四半期レポートを発表。仮想通貨へ投資するユーザーの割合が全般的に減少したことが分かった。
プラットフォームのユーザーがどの仮想通貨銘柄に投資しているかの変動を示すランキングでは、他の銘柄が前4半期から軒並みパーセンテージを下げており、テゾス(XTZ)のみ上昇している。
ビットコインに投資するユーザーの割合は、前期から10%の減少となった。また前期比の投資リターンランキングでは、カルダノ(ADA)が首位だった。
eToroは6月度のレポートでも「プルーフオブステーク(PoS)」を採用している仮想通貨の人気が高まっていることを発表。ユーザーが投資を行っている銘柄ランキングでは、PoSメカニズムを採用するカルダノが4位、テゾスが5位、トロン(TRX)が10位にランクインしていた。
もっとも、同プラットフォームで仮想通貨に投資するユーザーの割合が減少したのは、新型コロナウイルスの影響もありそうだ。
デジタル資産データを提供する企業The TieのCEO、Joshua FrankがCointelegraphに話したところによると、COVID-19パンデミックにより株式取引が急増したため、eToroは株式取引が手数料無料で世界的に関心を集めた。そこでここ数か月間、eToroでは仮想通貨よりも株式に注目されているという。
一方、BTC、ETH、XRPをフォローするeToroアカウント自体は増えていることから、取引傾向も今後変わるかもしれない。
投資リターン率ランキングは、カルダノが首位
また、仮想通貨・株式・ゴールド・コピートレーダーズを混ぜた、第二四半期の投資リターンランキングは以下の通り。
カルダノ(ADA)が175%を記録して1位、ETHが70%で2位だった。また、6位にはコピートレーダー「TheTIE LongOnly」がランクイン。52%のリターンを出していた。
「コピートレーダーズ」とはeToro独自のシステムで、ユーザーがプラットフォームでトップパフォーマンスを上げているトレーダーの売買をコピーして投資することが可能。また優れたトレーダーは、他人から取引をコピーされた条件に応じて報酬を受け取ることが出来る。
尚、テゾスは8位で49%のリターン、仮想通貨以外では、S&P500が15位で25%、ゴールドは17位で12%だった。
参考資料:https://coinpost.jp/?p=169256
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Source: 仮想通貨情報局