ビットコイン(BTC)にとって、静かな1週間だった。
先月27日には一時9000ドルを下回ったものの、過去5日間は9000ドル~9400ドルという「いつもの5%」レンジで推移。ビットコインは方向感を失っている。
今後の焦点は、新たなトレンドが上か下かだろう。新型コロナの第2波懸念が米国のサンベルト地域で高まる中、急回復を続けていた米国株式市場に再び暗雲が漂っている。米株とビットコインの連動が指摘される中、ビットコインにとっても警戒すべき時期が来ているのかもしれない。
(出典:Coin360 「ビットコイン/米ドル(1週間)」)
NY株と同様に第2波警戒か
既報の通り、ビットコインが米株を意識していることを示すデータが話題を呼んでいる。先月末以降、ビットコインの取引量が米国株式市場のオープニング時間になると大きく動く傾向があることが分かった。
新型コロナ禍における金融政策が継続する中、株とビットコインが双方とも上昇してきたが、最近のコロナ第2波警戒で米国株に警戒感が高まっている。7月3日の米株式市場は、続伸。6月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比480万人プラスと良好だったものの、カリフォルニア州やテキサス州、フロリダ州などにおける新規感染者増加が水を差して上げ幅が抑制された。
ビットコイン市場も第2波を横目で気にする展開が続くかもしれない。
ビットコインのクジラ「DeFiは新たなICOマニア」
ビットコインとは対照的に顕著な上げ相場となっているのが、DeFi(分散型金融)トークン、とりわけCOMPのブームだ。2017年のICO(イニシャル・コイン・オファリング)のような熱狂となるかどうかが市場の話題になっている。
先月末にハードフォークによって匿名通貨ビームに「機密のDeFi」を導入したビームのザイデルソンCEOは、ICOとの比較難色を示す。
「ICOは、私の意見では、人々が嘘の約束を信じ込まされて金を失った欠点のあるコンセプトだ。コンパウンドやメーカーのようなDeFiサービスは、本当の価値を持っている。そしてリスクは大抵の場合はっきりしている」
一方、ビットコインのクジラ(大口投資家)として知られるJoe007は、DeFiブームを次のように切り捨てた。
「DeFiは、イーサリアムの背後にいる蛇ような原油セールスマンというシャドーギャングによる新たなマーケティング策にすぎない。ICOのようなマニアをまた作ろうとしていることは明らかだ。リアルな世界において実用性を発揮することは同じくゼロだろう」
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Source: 仮想通貨情報局