インド準備銀行は国内の金融機関が仮想通貨取引を行うことを禁止した。アメリカの億万長者、ティム・ドレイパー氏は、インドが仮想通貨を禁止することは大きなミスを犯していると指摘する。ドレイパー氏によると、この措置は仮想通貨に取り組む人々の頭脳流出になるだけだと述べる。
日本は、仮想通貨とブロックチェーンの主要なハブであるが、ソフトウエアエンジニアの不足に直面している。ブロックチェーンの専門家が必要されている、ほかの場所も状況も同じだ。世界中のMBAコースで仮想通貨やブロックチェーンの講座が作られていることも、この現状の結果だろう。
インド中銀の措置により、インドは将来の技術において他国に遅れを取ることになってしまうだろう。
ビットコイン価格に目を転じれば、ファンドストラットのトム・リー氏は4月中旬の米国の確定申告締め切りまで仮想通貨が売られるだろうと指摘している。彼は18年末の価格について、ビットコインは2万5000ドル、イーサリアムは1900ドルという予測は維持している。
一方、投資調査会社のキャピタル・エコノミクスは、ビットコインは今後数か月の間にほかの資産クラスと比較して、大きくパフォーマンスを落とすことになると指摘する
ほかの資産クラスと同様、仮想通貨のアナリストも強気と弱気の見方の両方が存在する。しかし、私たちは、チャートのパターンからリスクリワードレシオの良いトレードの機会を探っていこう。
BTC/USD
ビット子イオンは4月1日の安値6,757.26ドルに接近しており、次のサポートである6,075.04ドルに向けて下がっている。仮想通貨が7000ドルを下回っているが、重要な買いのサポートをまだ見つけることができない。
20日間EMAは下落トレンドにあり、下降チャンネルのレジスタンラインのすぐに上にある。BTC/USDペアは、3月8日から20日間EMAを破っていない。これが値戻しへの大きなレジスタンスとなるだろう。
価格がブレイクアウトし、20日間EMAを上回る形を維持できれば、買いを推奨したい。
ETH/USD
イーサリアムは3月30日以来、358ドルから418.70ドルの狭いレンジで取引されている。トレンドは弱いままだ。2つの平均線は下がっており、価格は少しの上昇と下落の間で動いている。
ETH/USDが358ドルを下回った場合、下降トレンドが進み、300ドルを下回るかもしれない。
358ドルのレベルを維持できれば、引き続き狭いレンジで固まるだろう。上昇局面でのレジスタンスは418.79ドルであり、この上には20日EMAがある。
買いの兆候が現れるまで。取引を待つべきだろう。
BCH/USD
ビットコインキャッシュは弱気筋がグリップしている。サポートレベルが買い手を引き付けることができず、価格は下がり続けている。
BCH/USDは4月1日の安値653ドルを下回り、次のサポートは558.3870だ。
現在のトレンドがブレイクアウトし、下降チャンネルを上回れば、私たちは強気に転じることができるだろう。それまでは、弱気筋による売り買いが続くだろう。
XRP/USD
リップルは4月1日の安値である0.45351ドルに接近している。これは重要なレベルだ。このまま下落すれば、次のサポートは0.22255ドルになる。これは昨年12月11日の安値だ。強気筋は0.45351ドルを何とか維持しようとするだろう。
しかし、もしサポートが破れてしまえば、 XRP/USDは下降トレンドが進み、0.35ドルまで下落してしまう。2つの平均線も下がり、買いの機会を探せなくなるだろう。
20日間EMAをブレイクアウトし、0.56270ドルのレベルを上回るまで、ロングポジションを取るのは待った方がいいだろう。
XLM/USD
ステラは0.184ドルの重要なサポートレベルに近づいている。もしこのサポートが破れると、0.16ドルまで下がり、0.1125ドルのレベルまで下がるかもしれない。
0.184ドルのサポートレベルを維持できれば、チャンネルのレジスタンスラインへの値戻しもあり得るだろう。相対力指数(RSI)がポジティブなダイバージェンスを維持できるのを期待したい。
XLM/USDの短期的に売買するならば、価格が上がりはじめ、20日間EMAをブレイクアウトするまで待つできだろう。長期でトレードするならば、下降チャンネルをブレイクアウトした後になるだろう。
LTC/USD
ライトコインは重要なサポートゾーンが114.706ドルから107.102へと下がり続けている。強気筋がこのゾーンを維持できなければ、価格は84.708ドルのレベルまで落ち込むだろう。
もしサポートゾーンを維持できれば、強気筋が下降トレンドと20日間EMAをブレイクアウトするのを期待できるだろう。
20日間EMAは下がっている一方で、50日間SMAはフラットだ。つまり、現在のサポートゾーンが維持できれば、LTC/USDはレンジに入ることができる。
20日間EMAをブレイクアウトするならば、取引を進めたい。
ADA/BTC
カルダノは4月4日にレンジの上端に近付いた後、下げに転じた。 今後数日間は、0.00001690と0.00002460のレンジにあるだろう。
レンジでトレードするには2つの方法がある。ブレイクアウトした時に買うか、レンジの低い方に到達した時に買うかである。ADA/BTCのトレードをするならば、両方のシナリオのどちらかを待つべきだろう。
現在のレンジが長く続くならば、次のブレイクアウトやブレイクダウンはより強いものになるだろう。
NEO/USD
NEOは下降トレンドが進んでいる。強気筋は4月1日の安値44.84ドルを守るのが難しいと見始めている。もし弱気筋がこのレベル以下の水準を維持すれば、次の主要なサポートは31.15ドルになる。
2つの平均線は下がっている。これは弱気筋が市場で力があるということだ。強気の最初の兆候は、20日間EMAをブレイクアウトし、63.62ドルのレジスタンスを上回った時だろう。
それまでは、 NEO/USDには売り圧力にさらされるだろう。
EOS/USD
EOSは4月5日に下降チャンネルをブレイクアウトした。しかし、強気筋はこのブレイクアウトを維持できないでいる。価格は再び、下降チャンネルに戻ってしまった。
チャンネルを上回ったとしても、50日間SMAと7.28ドルのレベルがハードルとなる。再びマーケットが強気となれば、それらのレジスタンスを超えようとするだろう。
主要な仮想通貨の中でも、EOS/USDは現在、最もチャートの状況が良い。新しい上昇トレンドを開始する可能性が最も高い。7.5ドル時点で買い、ストップロスを5ドルとし、11ドルをターゲットとするのを提案したい。
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Source: 仮想通貨情報局