犯人が不正獲得した資産を返却
DeFiプロトコルLendfMe/dForceに関連する不正攻撃で流出した約2400万ドル(25億円)相当の仮想通貨が返還されたことがわかった。
ハッカーは、昨日時点でdForceに279万ドル相当を、本日残りの約2200万ドル相当の仮想通貨を返却した。不正に獲得した資金を返却するのは、仮想通貨業界では極めて珍しい事例だ。(トークン価格は不正流出時から低下しているため、現時点で2400万ドル相当)
オンチェーンデータによると、返却が確認された資産の内訳は以下の通りだ。
5.7万ETH、714万USDT、74.8万USDC、13.7万DAI、425MKR、252imBTC、9WBTC、45.8万TUSD、29469CHAI、43万BUSD、3.9万KNC、11万BAT、5178LINK、3.8万LEND、1817HT。
犯人が資金を返却した理由は明らかになっていないが、1inch.exchangeのSergej Kunz CEOによると、ハッカーが攻撃後に用いた1inch.exchangeが、IPアドレスを取得できたことをシンガポール警察に共有。それを犯人に伝えたことで、返還の理由となった可能性があるという。
参考資料:https://coinpost.jp/?p=146223
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Source: 仮想通貨情報局