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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
昨日は米国で大幅に失業保険申請件数が増え弱い結果になった一方で、原油減産合意への期待が高まる、ネガティブとポジティブな材料が入り交じる展開でしたが、相場の反応としては限定的でしたね。
どういうことなんでしょうか？
それだけ、様子を見る市場参加者が多くなっているということですが、その理由の一つとしては今日の米雇用統計かもしれないですね。
その米雇用統計ですが、現時点での前回結果と市場予想は・・・
非農業部門雇用者数 前回：27.3万人増 市場予想：10万人減
失業率 前回：3.5％ 市場予想：3.8％
となっています。
ここまで、常に雇用者数は増加というところから、一気にマイナスに転じる予想で、市場予想はかなり弱気ですね。
当然と言えば、当然ですが、実際の結果がここから乖離して弱いとなると、市場もさすがに反応しそうです。
一方で市場予想よりも強くても、それで警戒感が後退するとは考えづらく、その点を考慮するとやはりリスクオフ継続という可能性を考えたいですね！
今日はそんな中でのドル円の今後のポイントやシナリオをご紹介したいと思います！
それでは、ドル円チャートを見てみましょう！
ドル円日足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円日足チャートです。
この日足チャートでは昨日弱い指標があったにも関わらず反発しました。
原油の影響か？ダウか？という感じですが、いずれにしても上昇、そしてその上昇自体はさほど強いようには見えないですね。
今日のろうそく足に移っても上値が重そうなので、やはり動きとしては限定的になりそうです。
まぁ、米雇用統計があるので、それも仕方ないのですが今後しばらくは期待できそうにないですね。
その中で仮に雇用統計で市場予想よりも強い結果になっても、先ほども書いたように市場の不安は解消される可能性が低いことを考慮すると、仮に強い結果だった場合には上昇してもヒゲで返される可能性があり、そうなると売り検討ができるかもしれないですね！
逆に弱い結果になると安値更新が見えてきて、106円台前半や105円台くらいまでの下落が考えられます。
となると下落後に下に張り付くようなら、その後の調整を待っての売り場探しといったところでしょうか。
現状では、まずこの辺りを考えたく、この意に反して強い上昇があった場合は様子見ですが、しっかりと反応にチェックしていきたいと思っています。
これらの動きの詳細な解説については240分足チャートで解説します！
ドル円240分足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】