1月24日に投稿した前回の記事では2019年の4月3日から6月25日まで続いた急騰後の下落に似た動きはビットコイン史上では過去に3回あり、その3回ともフィボナッチの78.6%~88.6%まで下落して大底をつけているという理由からビットコインは歴史的に見れば$4279~5435までは下がらざるをえないと予測したが、結果的に歴史は繰りかえされて今回もフィボナッチの78.6%~88.6%まで下落する格好となった。(図1 参照)
(図1 過去3回と同じ動きをしてフィボナッチの78.6~88.6%まで下落したビットコイン)
また、ライン@会員やトレード帝王学会員には年初に今年の天井予測として以下の動画で、$9443~11460、強く上昇しても$13329~16092だと予測したが、予測通り$9443~11460まで上昇して上値が重くなり下落した。(図2、3参照)
(図2 ビットコイン2020年天井事前予測[動画より])
(図3 ビットコイン2020年天井事前予測に対してのその後の動向)
結局のところ歴史は繰り返し、今回もフィボナッチの78.6%~88.6%まで下落したわけだが、歴史的に見れば過去3回とも78.6%~88.6%で大底をつけて転換しているために$4279~5435が底となり転換していく可能性が高いと言える。(図4参照)
(図4 歴史的観点からフィボナッチの78.6%~88.6%で転換する可能性が高いビットコイン)
また、2019年の4月3日から6月25日まで続いた急騰後の下落の動きは2018年のビットコインバブル崩壊後の動きのように上昇トレンドラインを割れて、さらに一旦サポートとなった$6000近辺のサポートを割ってから大幅下落となったが、今回もこの動きと似ており、上昇トレンドラインを割れてから一気に失速する格好となった。
2018年は一旦下げ止まった$6000近辺から約$2677幅下落したポイントが底となり転換した。
仮に今回の一旦底になったポイントを$6424近辺だとすると、$3747近辺が底になるという計算になるので、まだこの価格にはわずかながら達している状況ではないが、この観点からも2018年と似たような動きを繰り返すのであれば、ほぼ底は近いという見解になる(図5参照)。
(図5 歴史的にみたビットコインの底値予測)
現状は日足ベースでみるとエリオット波動論修正4波目に見えるために$3253~3623までの下落の可能性はあるとしても、図6を見ると上昇トレンドラインと緑のレジスタンスラインである$4912近辺のラインの上を維持している状況なので、この上を維持できるようであば、一旦のプルバックが起こってもおかしくはない状況である。
(図6 ビットコインの重要なサポートライン)
1点気がかりな点としては、2018年は200週移動平均線がサポートとなって転換したが、現在は200週移動平均線を下抜けている状況なのでこのポイントを回復しない限りは続落の可能性もあるので注意が必要。
しかし、再度、200週移動平均線を上回った場合には上昇の兆しが高まりそうなため、200週移動平均線でのプライスアクションには注目をしておくべきだろう。
いずれにせよ、コロナウイルスの動向次第ではあるが、歴史的に見れば$4000近辺は底値になってくる可能性が高く、下落したとしても$3253~3623は大底になってきそうなために長期的に見れば現在推移している価格帯($4000近辺)では現物買いを仕込むポイントとしては好ましいポイントになってきそうだ。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/toshimurin-march-17th-2020
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Source: 仮想通貨情報局