★注目★[4448]CHATWORK[3900]クラウドＷ[4998]フマキラーほか

さて、ここ最近チェックしている銘柄をご紹介致します。

まず初めに紹介致しますのはCHATWORK<4448>です。新型コロナウイルスの流行により、満員電車等の混雑を避ける為の在宅ワークの推奨から、テレワーク関連株が注目されております。2月14日に発表された同社の決算は、増益着地で締めくくり、20年12月期は売上総利益が40%以上増加の見通しです。SaaSや働き方改革などのテーマ性を持ち、ビジネスチャットの大手として知られた同社ですが、チャートは上場後より上値の重い展開が続いておりました。しかし、実際に大手企業がこの度導入している在宅勤務に注目が集まる中、同社への引き合い増に期待したいところです。

2つ目の銘柄はフリーランスなどの人材マッチングサイト業界1位のクラウドワークス<3900>です。2月14日の決算発表では、マッチング事業への先行投資が響き赤字ではありますが、売上は順調に拡大している様子です。チャートでは昨年3月から下落基調が続きますが、今年に入って徐々にトレンドが変わりつつあるように見えます。コロナウィルス拡大懸念による相場悪化で株価は急落にも遭いましたが、テレワーク関連としての物色の可能性も見ておきたいですな。

3つ目の銘柄はフマキラー<4998>です。殺虫剤で有名な同社ですが、ウイルス対策スプレーも販売している為、コロナウイルス関連として物色を受けています。1月7日には野村證券が同社の格付けを「買い」とし、目標株価を1450円に設定しました。2月10日の決算発表では、経常利益が赤字縮小での着地となり、家庭用アルコール除菌剤などの需要増を受け、次期決算に業績寄与がありそうだと見ています。チャート(週足)では上値の重さが感じられますが、業績回復に期待買いも入るか…ですな。基礎研究に強みを持つ同社は、海外でも成長が拡大するか期待したいです。

4つ目の銘柄はIT技術者向けのeラーニングシステム等の開発を手掛けるアイスタディ<2345>です。新型コロナウイルスの影響で学校が臨時休校になるとの思惑から、オンライン学習を手掛ける同社の株価は急動意していましたねぇ。その初日の2月25日の取引終了後には、学校向け教育支援ツールである「SLAP」の提供開始を発表し、その後27日夜に、安倍首相が全国の小中高校の臨時休校を決定すると、連騰、大幅高となりました。長らく保ち合いが続いた同社株は今週調整と相成りましたが、どこで足元を固めるかと監視中です。3月11日に控えた決算も見ておきたいもんですな。

5つ目の銘柄もオンライン学習関連からピックアップしました。対話型ICT教材である「すらら」を手掛ける、すららネット<3998>です。2月7日に発表された決算は、減益着地とはなりましたが、塾や公立学校、通信制高校等を中心に契約数は堅調に伸ばしております。インドネシアやスリランカ等へ海外展開も進めており、将来的には新たな国を開拓していく方針です。一目均衡表(週足)では12月より上昇トレンドに乗り、先の臨時休校の思惑から上値を伸ばし、雲の上限を上抜かんとしています。20年12月期はV字回復の予想で、更に下値を切り上げるか監視ですな。

最後の銘柄は美術品のオークションを企画・開催や画廊事業を展開するShinnwa Wise HD<2437>です。1月10日の決算発表は赤字転落と奮いませんでしたが、ブロックチェーンや再生可能エネルギーへのビジネス展開を示唆している事もあり、今後は成長分野への投資が徐々に結果を出すかもしれませんねぇ。世界的に注目される、日本産ウイスキーなども取り扱った「ワインオークション」が人気を博しており、魅力的なオークションで投資家や富裕層を呼び込めるかが鍵となりそうですな。

また、本日から監視する銘柄は以下の通りです。

＜本日監視入りした銘柄＞