★注目★[3758]アエリア[3851]日本一ソフト[3810]サイバーS[3903]gumi他

さて、ここ最近注目している銘柄をザックリご紹介致します。

まずご紹介致しますのはアエリア<3758>です。スマホゲームから火がつき、今年からアニメの放送も開始した、イケメン役者育成ゲーム「A3！」が市場から注目されております。同社は昨年12月20日に5円から12円に増配を発表しており、業績も好調である事から、「A3！」の人気によって成長がさらに加速するかと監視を強めております。業績好調でありながらも、昨年11月14日の決算発表後には出尽くし売りを浴びて、チャート(日足)は軟調な値動きが続いておりましたが、次の決算発表がある2月14日までの値動きも見ておきたいところです。

2つ目の銘柄は日本一ソフトウェア<3851>です。ゲームソフトメーカーとして豊富なタイトルを展開している同社ですが、「ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団」が発売延期になった事や、業績も上期最終損益が赤字着地になるなど、ネガティブなニュースが続いておりました。しかし、人気タイトルである「魔界戦記ディスガイアRPG」の新ガチャによるセールスランキングの押し上げが注目されたか、昨年12月6日には窓を開け上昇しました。その後、再び株価は調整し値を戻しましたが、各種タイトルの一挙手一投足を見過ごさないよう監視を強めていきたいですな。

3つ目の銘柄はコロプラ<3668>です。スクウェア・エニックスHD<9684>と共同開発した「ドラゴンクエストウォーク」は依然として人気を博しております。しかし、ドラゴンクエストウォーク以外の新規タイトルが低調との見方もあり、株価はやや下落基調となっている模様です。チャート(週足)では、13週線下で上値の重い展開が続いておりますが、今後26週線が下値サポートに入り、反発へ向かえるか監視中です。VRなどスマートフォン以外のゲーム開発も進めている事から、2月5日の決算の内容を吟味した上で、同社の今後の展開に期待したいところです。

4つ目の銘柄はオンラインクレーンゲーム「トレバ」を手掛けるサイバーステップ<3810>です。1月14日の決算では、「トレバ」のサービス拡大が功を奏し、大きく業績を伸ばし黒字へ浮上しました。これまで無配としてきた配当も10円で実施する事を発表すると、株価は大きく窓を開けて急騰しております。さらに同20日にも上方修正を発表して、年初来高値を更新してきています。株価は長らく調整が続いていた同社ですが、これでしっかり反発相場に入っている様子です。ここから下値を切り上げるかチェックしていきたいところです。

5つ目の銘柄はgumi<3903>です。「ファントムオブキル」など主力タイトルに加え、昨年11月に配信された「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス幻影戦争」が今後は業績寄与すると予想されております。昨年12月6日の決算発表では経常利益を黒字転換しており、チャート(週足)は上昇トレンドに乗りながら、26週線が下値サポートに付くか監視中です。KADOKAWA<9468>の「ファンタジア文庫」の人気作品が集うRPG 「ファンタジア・リビルド」に同社が企画開発で参画しており、2020年はそちらの動向も注視したいですな。

最後の銘柄は日本を代表する有名ゲームタイトルを数多く抱えるカプコン<9697>です。「モンスターハンターワールド」は同社の史上最高となる1500万本を達成し、この拡張版である「モンスターハンターワールド：アイスボーン」は、全世界で400万本達成と1月15日に発表されました。チャート(週足)では上昇トレンドに乗りながら、業績好調を維持しています。これから5Gにより高精細な映像がモバイル端末でも楽しめる事や、eスポーツの発展によるゲーム人口の増加も、中長期で同社の業績を後押しする事になるかと思われます。2月4日の決算後も下値を切り上げるか監視ですな。

また、本日から監視する銘柄は以下の通りです。

＜本日監視入りした銘柄＞