★注目★[3967]エルテス[7715]長野計器[4829]日本エンタ[6542]FCHD

さて、ここ最近注目している銘柄をザックリご紹介致します。

まず初めに紹介させて頂きますのはエルテス<3967>です。1月10日に発表された決算では、前年同期より9倍に迫るほどの大幅増益となり、窓を開け急騰しております。テクノロジーが複雑化している現代では、SNS等のセキュリティや情報漏えいのリスクマネジメントに対する需要が高まっている事は業績からも感じられますなぁ。特に直近では一目均衡表(週足)では、雲にかかりながらの値動きが続いておりましたが、決算後の急騰で大きく雲を上抜けしました。安倍政権の癒着も噂される同社は、昨年の最高値も更新し、今年はどこまで反発していくのか監視したいところですな。

2つ目の銘柄は圧力センサーの大手の長野計器<7715>です。車載用をメインとした圧力センサーが世界トップレベルではありますが、ここ最近は水素ステーション向け高圧ガス圧力計測機器の実績が市場から注目され、水素エネルギー関連銘柄としての思惑で買われております。環境意識の高まりから、将来的にも燃料電池への投資拡大は続くと見られており、同社のチャート(日足)は、昨年12月上旬より上昇トレンドへ移行しています。米中貿易摩擦などの影響で昨年は売られましたが、現在の株価はまだ割安水準なので、2月13日の決算発表を通過した後の市場の反応を注視したいところです。

3つ目の銘柄はスマートフォンアプリのコンテンツを多角的に展開する日本エンタープライズ<4829>です。1月8日には子会社のダイブが、米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズと顧客紹介契約を締結しました。クラウドビデオ会議ソリューション「Zoom」は、世界各国で導入実績を得て急拡大しており、今回の契約によりダイブは、国内市場の開拓を進める方針です。昨年10月より長らく保ち合いが続いておりましたが、ここ最近は上放れを確認しております。1月10日の増益決算後も上値は重い様子ですが、成長性を睨むながらば、25日線付近で拾ってみたくなりますねぇ。

4つ目の銘柄は「自宅で試着、気軽に返品」をコピーに掲げるファッションサイト「LOCONDO」の運営をしているロコンド<3558>です。1月14日に下方修正と共に決算発表をしましたが、3Q営業利益は好業績で着地し、大きく買われる結果となりました。これまでの投資フェーズ終えて本格的に収穫フェーズへ入る同社は、売上高も着々と伸ばしており、取り扱いブランド数も増加しております。2018年10月より下落トレンドが長らく続いておりましたが、今回の反発でまずは2019年10月の高値1115円を上抜けられるか見ておきたいところです。

5つ目の銘柄はFCホールディングス<6542>です。土木関連のコンサルティングを多角的に展開しております。特にここ最近は位置情報を用いたビッグデータ解析によるマーケティングや、AIを活用した豪雨や台風などから守る被害軽減システムを新商品として積極的に開発を進めています。国土強靭化関連とされる同社は、2019年の年間を通して上昇トレンドに乗っております。昨年は災害のニュースが目立ち、土木関連が買われましたが、同社は自動運転やMaaS関連としてのテーマ性も孕む事には注目です。25日線を下値サポートに今後も下値を切り上げるか監視ですな。

最後の銘柄はテックポイント・インク<6697>です。監視カメラ向け半導体が主力ですが、車載カメラ向けの売上高比率も着々と伸びており、自動運転関連銘柄として注目されております。1月16日には、同社の映像受信用半導体「TP2850」および独自の信号伝送規格である「HD-TVI」が、アルパイン社の新型カーナビに採用されたとの発表で、急動意しました。チャート(週足)では、長らく停滞が続いておりましたが、ここから反発トレンドに入るか監視中です。決算発表がある2月14日前後での値動きもチェックしたいところですな。

また、本日から監視する銘柄は以下の通りです。

＜本日監視入りした銘柄＞