リップルのシニアソフトウェア開発者だったエヴァン・シュワルツ氏が、6年半にわたり務めていたリップルを退職すると発表した。同氏はリップルのインターレッジャープロトコルの共同開発者の1人だ。
シュワルツ氏は1月2日、ツイッターでリップルを退職したことを公表した。
「2328日、約6年半弱がたち、今日が私のリップルでの最後の日だ。とてもエキサイティングなものを作るのに手伝ってくれた人々に感謝したい。私は外からチームを応援していくつもりだ。価値のインターネットの構築を続けていこう!」
シュワルツ氏は、リップルのインターレッジャープロトコルの共同開発者だ。これはすべての台帳(レッジャー)をつなげるプロトコルであり、リップルが掲げる「価値のインターネット」の基盤となる支払いソリューションだ。
シュワルツ氏は、リップルでの開発の一線からは退くことになるが、引き続きXRPコミュニティに関与する。同氏のツイートによれば、仮想通貨XRPを使ったコンテンツプラットフォーム「コイル」の取締役会に参画する。
シュワルツ氏のリンクトインのプロフィールでも、現在の役職はコイルの取締役会メンバーとなっている。
コイルは、クリエイターがコンテンツをオンラインで収益化するためのプラットフォームだ。リップルは昨年8月、コイルに10億XRPの助成金を与えた。また昨年10月には、コイル上で仮想通貨XRPを受け取れるようになっている。
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Source: 仮想通貨情報局