フィリピンの警察当局が、中国で仮想通貨詐欺を行った疑いがある会社のオフィスに強制捜査に入り、277名を逮捕した。地元ニュースメディアのInquirer.netが15日に報じた。
捜査対象になったのは、フィリピンのパッシグ氏にあるグレープフルーツ・サービシーズのオフィス。中国大使館から、中国本土で数千人の投資家を騙した疑いがあるという連絡が入ったという。逮捕した277名全て中国国籍だった。
グレープフルーツは、国内外から投資を引きつけることを目指した経済特区「カガヤン経済区(CEZA)」で特別なライセンスを取得していたという。
仮想通貨関連の詐欺プロジェクトの摘発は相次いでいる。
既報の通り、プラストークンによる「ピラミッドスキーム」によって最大29億ドル(約3000億円)、過去最大の損失が発生した可能性があるというレポートも出ている。
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Source: 仮想通貨情報局