★注目★[2436]共同PR[7804]B&P[9753]IXナレッジ[9684]スクエニほか

さて、現在注目している銘柄の一部をザックリご紹介。

まず初めにご紹介させて頂きますのは共同ピーアール<2436>です。企業や公的機関のPRサービスを展開しております。8月9日の決算発表では、海外政府観光省や国内メーカーの新規受注が利益に寄与したとの事で、増益で着地し、通期計画も上回って推移しております。5月には情報マッチングプラットフォームを運営する「ネタもと」と資本・業務提携を発表しており、今後は両者の異なる顧客層からのシナジー効果が見込まれます。先の決算を受けて翌日には出尽くし的に売られましたが、目先は78週線が下値サポートとなるかと監視中です。

2つ目の銘柄はエヌ・シー・エヌ<7057>です。「SE構法」という木造建築において高度な耐震性を誇る同社独自の建築システムを、登録施工店のネットワークを介して展開しています。同社と良品計画<7453>との合弁会社であるMUJI HOUSEが販売を行う「無印良品の家」にもSE構法が採用されており、投資家の注目を集めているようですな。今後は木造耐震技術の海外普及や、一次エネルギー消費量の計算サービスなどでシェア拡大を進めつつ、病院や保育園などの非住宅の受注も増加するとの見通しもある模様です。過去最高益更新が続き、チャートは上昇トレンドを継続していますが、8月14日の決算後の値動きも注視しておきたいところです。

3つ目の銘柄はインクジェットプリントサービスを展開するビーアンドピー<7804>です。大判ポスターや厚紙パネル、3Dプリンターまで幅広いジャンルの広告やインテリアを手掛けています。同社は迅速にクライアントに対応すべく都心部に集中して拠点を持ち、24時間稼働の生産体制としている事で、短納期で莫大な生産力を擁しております。7月24日に上場したばかりの同社は今後は広告市場に加え、リフォーム等の建材産業への参入も示唆しており、他社との差別化を図りながらの新たなビジネス展開に期待が持たれます。

4つ目の銘柄はアイエックス・ナレッジ<9753>です。キャッシュレスのテーマ性を持つ同社は、IT戦略などのコンサルティングからシステム開発、保守・運用まで一貫したサービスを提供しており、今後は車載組込みシステム開発の他、ブロックチェーン技術等のデジタル化の研究を進めていく方針との事です。7月31日に発表した決算では経常利益を前年比およそ1.5倍に拡大させ好調に推移しております。翌日急騰はしましたが、チャートは一目均衡表(日足)における分厚い雲で上値を抑えられて調整となりました。ただし、業績好調である事は変わらない為、今後は下値を切り上げるのではと見ております。

5つ目の銘柄は多摩川ホールディングス<6838>です。5G 関連銘柄として注目される同社の子会社である多摩川電子は、7月に開催された「第2回5G／IoT通信展」に出展するなど、5G市場の中での話題を集めているようです。5Gのような高速大容量の無線通信にはミリ波帯域製品が必要とされ、その高い技術力を持つ同社に投資家達の関心も高い模様です。8月14日の赤字拡大の決算にて急落しておりますが、5Gに絡む思惑が下値を支えていくのではと見ております。

最後の銘柄はスクウェア・エニックス・HD<9684>です。「ドラクエ」や「ファイナルファンタジー」など人気ゲームタイトルを持ち、出版やアミューズメント事業も手掛けております。8月6日の決算発表では営業利益85％増で大幅に利益を拡大させ着地。「ファイナルファンタジーXIV」の拡張パッケージ発売における課金会員数の増加が利益の押し上げに繋がった他、マンガアプリやアミューズメント事業も大幅に利益を拡大しております。チャートは保ち合いが続いておりましたが、決算後に急騰し、年初来高値を更新しております。クラウドゲーム等の思惑も今後の材料性になり得ると期待されます。今後はeスポーツ関連としても材料期待や思惑買いも入るのではないでしょうかねぇ。

本日から監視入りする銘柄は以下です。決算通過で売られた多摩川HDを改めて監視に入れます。

＜本日監視入りした銘柄＞