申請中の特許で「Ripple DLT」に言及
バンク・オブ・アメリカの出願している特許は、分散型台帳システムによるリアルタイムネット決済という名称である。この特許はアメリカの検索エンジンであるグーグルの提供している特許文献検索サービスで公開されており、Ripple DLTの名前は添付されている画像の中に記されている。
また給与計算や勤務時間の管理などを行っている企業のADPも出願している特許の中にも分散型台帳やRippleの名前が出ている。こちらの特許も特許文献検索サービスで公開されている。
バンク・オブ・アメリカとRippleの関係
Rippleは2016年にグローバル銀行間コンソーシアム(GPSG)の創設を公式ブログで発表している。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは創設メンバーのひとつとして選出された。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ以外には、サンタンデール銀行、ユニクレジット、スタンダードチャータード銀行、ウエストパック銀行、カナダロイヤル銀行がグローバル銀行間コンソーシアムの創設メンバーである。
この発表にバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのジェイソン・ティエデ(Jason Tiede)グローバルトランザクションサービス・イノベーション責任者は、「私たちはこの運営グループに参加し、世界のあらゆる地域の商取引を推進するブロックチェーン技術の実用的なアプリケーションを模索することを嬉しく思う」と語った。
バンク・オブ・アメリカとは?
バンク・オブ・アメリカは、ヨーロッパや中東、アフリカ、アジア太平洋、南北アメリカなど35カ国以上で事業を展開しており、アジア太平洋地域だけでも中国と香港、インド、インドネシア、日本など12の市場、19都市で12種類の通貨をカバーしている。
またバンク・オブ・アメリカは、2009年にメリルリンチ(Merrill Lynch)を買収。同年メリルリンチは、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチへと名称変更している。
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Source: 仮想通貨情報局