★注目★[7874]レック[4777]ガーラ[7748]ホロン[4446]Link-Uほか

さて、後場です。

前場に引き続き、最近注目している銘柄をザックリ紹介します。

まず初めにご紹介させて頂くのは、日用雑貨の企画製造等を手掛けるレック<7874>です。同社の主力製品である「激落ちくん」は主婦の間で絶大な人気商品となりました。昨年にライオンより譲り受けた「バルサン」ブランドを新たに加えて、更なる販売網の拡大が期待されております。業績は好調で増収増益をキープ。チャートは一目均衡表(日足)では雲に突入し、8月8日の次なる決算までその値動きを監視しております。また、同社社長は、カリスマ経営者で知られた日本電産<6594>の永守重信氏の長男・永守貴樹氏。同社の社長の経営手腕も期待されております。

2つ目の銘柄はスマートフォンゲームアプリを展開するガーラ<4777>です。同社は5月末に発表した韓国のGPM社と業務提携にて株価は急騰。VRプラットフォームである「Monster VR」の日本の営業代理店として事業を展開していく予定との事です。また、7月19日発表のアエリア<3758>との業務提携では上記の「Monster VR」を体験できる民泊サービスを企画して、その折も株価が急動意するなど、材料発表が続いています。現在の業績は赤字で冴えませんが、eスポーツブームなど市場環境の見通しは良好。チャートはポジティブなニュースには急騰が見られるので、8月9日の決算前から監視に入れましたよ。

3つ目の銘柄はホロン<7748>です。電子ビーム技術を生かし半導体やナノテクノロジー分野への検査・計測技術を提供しているメーカーです。半導体業界は堅調にEUVリソグラフィーの量産導入への検査装置の需要があり、同社の親会社であるエー・アンド・デイ<7745>は異業種でありながらも、今後も技術的なシナジー効果に期待できます。さらにAI開発などに伴い、世界的な半導体微細化の潮流を背景に、同社はその精密計測技術の研究開発及び受注増に伴う量産に向けての体制を整えており、思惑を誘います。ここまでの業績は好調であり、チャートは8月6日の決算前に期待が高まっている様子として監視中です。

4つ目の銘柄は7月18日に東証マザーズへ上場したLink-U<4446>です。同社は自社設計のサーバーで、AIを活用したデータベースの分析処理などを一括で請け負うサーバープラットフォーム事業を展開しております。小学館や集英社のマンガアプリを提供しており、今後は自社メディアの展開も期待されます。ITサービスの拡大につれて高精度のサーバーが市場から求められ、画像や動画、音楽を含むアプリの数も増加していくと想定されます。チャートは上場後、夏枯れの様相からか、個人関与率の高い同社のような新興株が売られやすい傾向ではありますが、成長性は相応に高いと見ています。目先の底を確認出来た折には拾ってみたいところです。

5つ目の銘柄はYKT<2693>です。同社は機械専門商社として工作機械等の販売を手掛けています。セクターとしての工作機械の売れ行きは米中貿易摩擦などの影響もあり、懸念もありますが、7月29日に同社は「上期経常を29％上方修正」と発表し、翌日急動意。同社の業績は堅調に推移している事を示しました。子会社が量子コンピュータ関連機器を取り扱っている事からも、量子コンピュータ銘柄としてのテーマ性も注目されています。業績好調ながら、株価はかなり安値でPBRも割安水準と言えそうです。8月2日の決算前後の値動きも見定めていきたいです。

最後の銘柄は映像・音声に特化したミドルウェアを手掛けるCRIミドルウェア<3698>です。7月25日の発表にて5000ライセンスを突破したミドルウェア「CRIWARE」はスマートフォンをはじめとする各種ゲームへの採用が増加しております。eスポーツ関連銘柄としても注目される同社ですが、Googleが提供するクラウドゲーム「Stadia」への思惑も引き続きあるのではないでしょうか。中国をはじめとする海外展開を拡大する事で、より経営基盤を盤石にする動きを強めています。チャートは25日線を下値サポートに上昇に転じている様子ですので、8月8日の決算を見定めたいところです。ゲーム市場の拡大は同社には追い風ですからねぇ。

以上です。

また、本日から監視する銘柄は以下でございます。

＜本日監視入りした銘柄＞