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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
昨日ドル円は108円近辺で緩やかに動く展開で、まさに小動きといった印象になりました。
そして昨日一日の動きにより、その動き自体が続伸を示す調整のようにも見えていたのですが、今朝から、それをブレイク、その後早速上値を抑えられ始めた印象です。
翌週にFOMCを控え、さらに実施される利下げ幅もまだまだ定まっていない印象があるので、動けない、様子見といったところなのでしょうか。
商い自体も薄いようですし、致し方なしですね・・・。
ただ、そんな中で円は強いように見えますし、ドル円の上値は重いように見える事実はまだ変わっていません。
今後FOMCが終わり、ある程度先が見える状況になれば、ドル円反発の可能性も出てくるかな？とは思っているのですが、現状のリスクオフへの警戒感が強い環境の中にあっては、まだ円高方向へのトライを考えるのが優先かなという目線は変わってしない状況ですね。
そうなると基本ドル円は上に引き付けての反落を考えたいのですが、108円台での反落サインやその近辺からの下落初動はしっかりチェックしておきたいですね。
今日はそのドル円の昨日からの動きを含め、今後のポイントをご紹介します！
それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう！
ドル円日足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円日足チャートです。
この日足チャートですが、直近の下落後は反発して、現在108円近辺まで上昇している状況ですね。
ただ上昇しているものの勢いがあるという印象はなく、むしろ直近の下落後の調整を現在も形成しているように見え、この上昇が終われば、再度下をトライして安値更新に向かう可能性があるように見えます。
それで106円台の安値を抜けるか？という点については分かりませんが、このまま調整が継続するならば、その下へのブレイクを待っての売り、または今後この日足でヒゲなどをつけるようなら、そのヒゲからの売りの検討もできそうです。
この日足ではまだ上がある可能性はあるので、短期足も見ながらですが基本は下目線ですね。
FOMC前後で流れが変わる可能性もあるので、下に向かい長いヒゲでボトムをつけたり、逆に大きな陽線で反発した場合は流れの変化に注意が必要になるのですが、
言い方を変えれば、その状況がないのであれば、今はリスク要因となる材料も多いですし、基本円も強さので、しっかり円高方向への動きをケアといった感じでしょうか。
ドル円240分足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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続いてドル円240分足チャートです。
この240分足チャートでは、水色の楕円で囲ったポイントでフラッグのような調整を形成していました。
これが昨日の昨日の動きですね。
そして今朝それを上にブレイクし始めて、早々に高値をブレイクしているのですが、ブレイクしてからすぐに上値を抑えられていますね。
この近辺200SMAにフィボナッチ50％、さらにPivotのR1もあるので、ヒゲで返り、ここから反落していく可能性もあります。
よって、この近辺でのトリガーとなるパターンなどにはしっかりと注目しておきたいですね。
また、仮にここを抜けても現状の材料で一気に上に向かうという可能性は低く、やはり108円台では上値を抑えられて反落の可能性があるので、その上のフィボナッチポイントやその他の意識されるポイントもチェックですね。
最近は動意に欠ける展開が多く、特にこのドル円は動いても、どの程度の利幅動くか？は微妙ですが、FOMC前の短期トレードの可能性も考慮して、トリガーを探すといったスタンスでしょうか。
今は円が強めということで、他のクロス円もしっかりチェックしながら、円に注目ですね！
それでは、今日も頑張りましょう！
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】