仮想通貨のポートフォリオとは?
一般的な金融の世界におけるポートフォリオは、金融商品の組み合わせを指します。例えば、株X40%、投資信託Y30%、不動産Z30%のように、どのような資産にどのくらい投資をするかを決めたものです。
一方、仮想通貨の世界のポートフォリオというと、どのような「通貨」にどのくらい投資をするか決めたものになります。例えば、ビットコイン(BTC)60%、イーサリアム(ETH)15%、リップル(XRP)15%、ライトコイン(LTC)10%、などです。
なぜポートフォリオを組むのか?
ポートフォリオを組むの理由は、リスクとリターンのバランスを調整するためです。基本的に金融商品は、分散投資が原則です。分散投資とは、お互いに相関性の低い金融商品にバラバラに投資することです。
もし、一つの金融商品で損失を出しても、他の金融商品の利益で補填できるということです。つまり、分散投資とはリスクを適切にコントロールする方法です。
ポートフォリオを組む時は、分散投資の考え方を踏まえてリスクヘッジしつつ、リターンを最大化させようとします。組み方は、「どのくらいリスクを許容できるのか?」「どのくらいリターンを求めているのか?」によって、大きく変わってきます。
一般的には、相場が上昇している時は、攻めのポートフォリオ。相場が下落している時は、守りのポートフォリオにするといいとされています。
ポートフォリオの組み方の例
仮想通貨のポートフォリオの組み方を考えてみましょう。話を分かりやすくするために、仮想通貨の投資を始めたばかりのAさんとBさん、Cさんを例に、解説します。
「とにかくたくさん稼ぎたい」派
Aさんはリスク志向型で、仮想通貨の取引でたくさん稼ぎたいと考えています。すると当然、ポートフォリオの組み方は「攻め」の姿勢になるでしょう。具体的には、アルトコイン中心のポートフォリオになります。
例えば、ETH20%、エイダコイン(ADA)20%、ベーシックアテンショントークン(BAT)15%、ゼロエックス(ZRX)15%、モナコイン(MONA)15%、グリン(GRIN)15%、など、時価総額の高いアルトコインを入れつつ、いくつかは知名度の低いマイナー通貨を組み込むポートフォリオが考えられます。
「なるべく損はしたくない」派
Bさんはリスク回避型で、仮想通貨の投資に興味はあるけれど、損はしたくないと考えています。となると、ポートフォリオの組み方は「守り」の姿勢になります。
テザー(USDT)50%、BTC30%、ETH10%、XRP10%など、ステーブルコインの割合を大きくして、時価総額の高い通貨をいくつか組み込むポートフォリオが良いでしょう。
「ほどほどに資産運用したい」派
Cさんは、株式や債券、投資信託よりはリスクが高くてもいいから、リターンを増やしたいと考えています。ポートフォリオの組み方は「バランス」の姿勢になります。
このような場合、BTC50%、ETH15%、XRP15%、アトム(ATOM)10%、オントロジー(ONT)10%など、時価総額の高い通貨を中心にしつつ、少し知名度が低い通貨にも手を出すようなポートフォリオが考えられます。
まとめ
ここまで、仮想通貨のポートフォリオについて解説しました。ポートフォリオを組むことが、リスクとリターンのバランスをコントロールする方法だということがご理解いただけたかと思います。
一つ注意したい点は、保有銘柄の数を増やしすぎないことです。5~6銘柄くらいが、一つ一つの通貨の動向を把握できる上限でしょう。どのように仮想通貨投資に向き合っていくのかによって、組むべきポートフォリオも変わります。そのため自分のスタンスを決めて、賢くポートフォリオを組んでみてください。
参考資料:https://coinchoice.net/what-is-portfolio-of-cryptocurrency/
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Source: 仮想通貨情報局