トルコの与党と提携する政党に所属する議員が国家による暗号通貨の発行を提案した。ビットコイン(BTC)については、政府が独自のビットコイン取引所を開設することを提案している。
トルコの前産業大臣兼 民族主義者行動党(MHP)副議長Ahmet Kenan Tanrikulu氏は、国家が管理する暗号通貨の発行を求める詳細な報告書を作成した。中東に関する情報メディアAl Monitorが報告したこの「国のビットコイン」は「Turkcoin(トルココイン)」と呼ばれている。
トルコは独自デジタルシステムと暗号通貨を作成すべき
Tanrikulu氏は分散型ブロックチェーン技術を利用する機会を失うことは政府の役割における重大な過失であると述べ、こう語った。
世界は新しいデジタルシステムに向かっている。トルコは手遅れになる前に、独自のデジタルシステムおよび通貨を作成すべきだ。
22ページにわたる報告書はまだ公開されていないため詳細について多くは分かっていないが、報道によると提案された「Turkcoin(トルココイン)」はトルコの政府系ファンドの資産によって担保される証券のようなものになるとのことだ。
このようなファンドには、トルコ航空、イスタンブール証券取引所、トルコテレコム、国営宝くじ、ジラート銀行などが含まれる。Tanrikulu氏は公共資産によって担保することで「Turkcoin(トルココイン)」に低リスクおよび低ボラティリティをもたらすことができ、ソブリン債(注:各国の政府関係機関が発行し・保証している国債や債券のこと)の利回りよりも高い利益を出すことができると主張している。
この提案に続いて、トルコの副首相Mehmet Simsek氏が2月7日に注目すべき内容を明らかにした。同氏は、政府は国家主導の暗号通貨の立ち上げに向けた取り組みを開始すると述べた。
トルコ経済も担当する同氏は、CNNTurkによるインタビューの中で、「私たちはデジタル通貨に関する独自の取り組みを開始する計画であり、デジタル化が非常に重要だと考えている。」と語った。
この22ページの報告書では、トルコにおける現在の暗号通貨の状況についても概観されており、規制されていない業界に対する注意を呼び掛けている。Tanrikulu氏は報告書の中で、暗号通貨取引やビットコイン(BTC)のマイニングによる収入は犯罪行為とは考えられていないと述べ、「多くの企業が暗号通貨による支払いを受け入れ、それらの通貨を利用する顧客の数が急速に増加している」状況を踏まえ、規制を要求している。
ビットコイン取引所の開設要請、前向きな規制を導入へ
注目すべきことに、同氏は政府に対して国家が管理するビットコイン取引所の開設も要請している。報告書の抜粋には下記のように書かれている。
「あらゆるリスクを精査した後で前向きな規制を導入することにより、私たちは暗号通貨市場、とくにビットコイン市場から歳入を得ることができる。この文脈において、トルコにはビットコイン取引所とその領域を規制するための法律が必要だ。」
トルコが独自の暗号通貨の探求および開発に乗り出した後、世界の多くの国で同様の取り組みが始まっている。注目すべき例として、石油によって担保されるベネズエラの「petro」が挙げられる。
この暗号通貨は、プレセールの初日に7億3,500万ドルを取得して物議を醸している同国の大統領Nicolas Maduro氏によって推進されている。
参考URL:https://coinchoice.net/turkcoin_btc_exchange/
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Source: 仮想通貨情報局