米ドルと1対1で連動するステーブルコイン「トゥルーUSD(TUSD)」を発行するトラストトークンは、大手仮想通貨取引所バイナンスと提携すると発表した。コインテレグラフに6月4日、プレスリリースが共有された。
同プレスリリースによると、今回の提携でバイナンスユーザーはTUSDを手数料なしで購入し、法定通貨へ換金することができる。
また、「今だけ、同アプリに登録したユーザーは、トゥルーUSDを購入して取引所のウォレットに直接換金することが技術的に可能」だとされる。パクソスは5月に、ユーザーは今なら無制限に同トークンを米ドルに即座換金ができると発表していた。
さらに、トラストトークンの共同創設者で最高経営責任者(CEO)のジャイ・アン氏は、「トゥルーUSDを簡単に購入できて換金できるさらに多くのソリューションを展開する予定」と発言。バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは、今回の件について以下のように述べた。
「我々は、ステーブルコインの購入と換金を簡単で安全なものにすることにトラストトークンとともに取り組むことを楽しみにしている」
トラストトークンは今年4月、今年中にオーストラリアドル、ユーロ、カナダドル、香港ドルに連動したステーブルコインを新たに公開すると発表していた。
先日、バイナンスのウェイ・ジョウCFOが、数週間~1、2ヵ月の間に独自のステーブルコイン「バイナンスGBP」を発行すると話したとの報道があった。バイナンスGBPは英国のポンドと100%連動し、米ドル以外の他の通貨に連動するステーブルコインも発表する予定だと報じられている。
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Source: 仮想通貨情報局