ビットコイン(BTC)なども統合
Zeuxのアプリでは、VISAカードやApple Pay、Google Pay、Samsung PayなどのNFC(近距離無線通信)ペイメントプロバイダーを使用して暗号通貨の支払いを直接処理することができる。プラットフォーム内部で、暗号通貨から法定通貨の変換が即座に行われ、店側に支払われる。これにより、法定通貨のように、あらゆる店舗で暗号通貨によるモバイル決済が可能となる。
現在、プラットフォームに統合される暗号通貨は、ネムの他にビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ネオ(NEO)、アイオータ(IOTA)、クオンタム(QTUM)、ヴェチェイン(VET)、ビットコインSV(BSV)、ズースコイン(ZeuxCoin)となっている。Zeuxの目指すプラットフォームの概要に迫る。
出典:Zeux
モバイル決済と金融サービスによる背景
世界の決済業界による収益は、2020年までに2兆200億ドル(約220兆円)を超えると予測されている。店舗でのモバイル決済は、年間80%の複利成長率となっており、2020年までに5,030億ドル(約55兆円)に達するとの見通しが立っている。日本においても決済におけるキャッシュレス化への関心が増加していることがGoogleトレンドからもわかる。
出典:Googleトレンド
決済業界は、指数関数的な成長をみせているが、使いやすさや低コスト、アクセスの容易化などユーザー目線で統合されたソリューションの登場が期待されている。
現時点の金融が抱える問題
銀行や保険、投資などのあらゆる金融サービスが生活の中心となっているが、ユーザーが金融サービスを使うにあたり、下記のような問題が考えられる。
- 投資が困難(投資は、複雑でユーザーにとって敷居が高い)
- 暗号通貨への投資(既存の金融システムにおいてはまだ、暗号通貨を投資商品としていないため、暗号通貨へのアクセスが困難)
- 高い銀行手数料(国際送金や外国為替など基本的サービスの手数料が高い)
Zeuxプラットフォームによる解決策
Zeuxは、すべての金融商品へ単一なエントリーポイントを提供する次世代プラットフォーム。モバイルアプリは、統合プラットフォームとして機能し、すべての金融口座を一カ所で表示管理する。これにより、NFCや非接触決済、P2P転送、無料の外国為替など一般的なデジタルバンキングサービスを利用できるようになる。
ユーザーはこのプラットフォームを利用することで、さまざまな金融機関や暗号通貨など複数の商品に投資することが可能になる。そして、そのまま日常生活で使用することを可能にする。つまり、既存の金融サービスを次世代でより使いやすくするためのプラットフォームと言える。
出典:Zeux
Zeuxプラットフォームの主なサービスの特徴は次の通り。
- 異なるプラットフォームから複数の投資商品のアクセスするための統合プラットフォーム。法定通貨と暗号通貨の両方のプロバイダとなる。
- ユーザーが複数の銀行口座を管理できる統合スペース
- KYC情報の安全な分散ストレージ
- POSで暗号通貨および法定通貨に対応するモバイルNFC
- 申込み費用や年会費はなし
- 外国為替の手数料なし
- グローバル化されたトークン(ZeuxCoin)を使用した無料で安全な国際送金
Zeuxプラットフォームを使うことで、さまざまな金融商品に対しての投資が容易になるようだ。これは法定通貨と暗号通貨の両方を含むものとなる。そして、モバイルNFCに対応することで、あらゆる店舗で法定通貨や暗号通貨で支払いを可能とする。
暗号通貨での支払いを容易に
Zeuxのアプリでは、モバイルNFCに対応しており、VISAカードやApple Pay、Google Pay、Samsung Payが利用できる店舗においてZeuxアプリによる決済が利用できる。またユーザーはZeuxのアプリを通すことで、暗号通貨での支払い処理が可能となる。アプリを通して、暗号通貨から法定通貨へ即時交換され店舗へ支払われるという仕組みだ。
法定通貨の国際送金を低コストで
Zeuxを使用することで、国際送金を低コストで実現することができる。プラットフォーム上で、法定通貨をZeuxの内部通貨(トークン)に変換する。ブロックチェーンベースの転送を行うことで、従来の銀行による記録の喪失や操作のリスクを排除し、数秒で転送を可能にする。法定通貨を同一国内へ転送する場合は、手数料が必要なく、国際送金の場合は、ネットワークコストをカバーするため、0.1%のコストが必要となる。国際送金においては、送金まで数日かかり高い手数料を支払うのが一般的であったが、Zeuxを利用することで瞬時にかつ低コストで送金が可能となるようだ。
暗号通貨はとても複雑で管理が難しいとされている。決済に関しては、特にユーザーを困惑させるものが多く、一般的に使われていないのが現状だ。そのため、暗号通貨決済を導入する店舗も圧倒的に少なく、お金として使用されにくいという現実がある。
Zeuxのプラットフォームでは、モバイルNFCに対応しているため、Apple Payなどが利用できる店舗で使うことができる。暗号通貨の難しい送金操作をする必要がなく、指紋認証やパスコードを利用しモバイル端末をかざすだけで送金することができ、このサービスはとても魅力的だろう。そして店側の暗号通貨に対する障壁も全く無い。
デジタル決済の分野では、発展途上国の成長も起因し取引高も年々増加傾向にある。NFCは、2017年から2018年にかけて18%増の99億ドルに達すると予測されていた。そしてモバイルウォレット市場も成長段階にあり、2019年に530億ドルを超える見込みだそうだ。世界的にキャッシュレス化が進むなかで、Zeuxはどのようにアプローチしていくのか今後も詳細を追っていきたい。
参考資料:https://coinchoice.net/financial-platform-zeux-add-nem_201905/
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Source: 仮想通貨情報局